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ANAとJALが『搭乗拒否』をした理由 それは仕方のない判断でした

By - grape編集部  公開:  更新:

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ANAとJALが対象の7ケ国の国籍を持つ人を搭乗拒否

こう書かれると、2つの航空会社がトランプの判断を支持しているかのように見えてしまいますが、そういったことではないようです。

まず、忘れてはいけないのが、アメリカ便を持つ世界中の航空会社が、ANAやJALと同様の対応をせざるを得ない状況になっているということ。

IATA(国際航空運送協会)から各国航空会社への通知に基づいたものに対応したに過ぎないのです。

結果として、日本では大手の2社「だけ」が、こういった対応をしているように見えますが、それはアメリカ便を多く抱えているから。単純にイメージの問題なのです。

また、ANAやJALが搭乗を拒否せざるを得ないもう1つの理由は、例え搭乗を許可してアメリカに飛んだとしても、入国審査で断られてしまうためです。

そして、入国審査を断られた人は、出発地に戻ることになりますが、その費用は原則として航空会社もしくは入国を拒否された本人が負担しなければならないのです。

つまり、こういった状況を踏まえて「搭乗を拒否せざるを得ない」というのが現実なのです。

こういった状況がTwitterで明らかにされると、多くの人から「そういうコトなんだね」といったコメントが寄せられました。

  • ANAもJALも「トランプ、何してくれてんだ!」と思ってるんだろうね
  • 実際にどうなるかが分からない以上、無理に搭乗してもらっても本人にとって良いことがないという判断なのでしょう
  • 単純に「ANAとJALが対象国の人を搭乗拒否」と言われると勘違いしてしまう

現在のところ、現場レベルでの混乱などについては報じられていませんが、この状況が続けば空港でのトラブルなどにもつながりかねません。


[文/grape編集部]

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出典
JALANAIATA

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