キスカムに映った男女、キスするかと思いきや… 偏見や差別を打ち消し、会場が沸く
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
カメラに映し出された男女は、数秒の間、恥ずかしそうにしていました。しかし、その後…?
男性がキスしたのは、隣に座っていたもう1人の男性だったのです。すると、スクリーンに『Love has no gender(愛に性別は存在しない)』と表示されます。
出典:Ad Council
『Fans of Love(愛の喜び)』と題されたこの企画は、キスカムに映し出されるのは「男女のカップルのみ」という先入観を打ち消すことを目的に作られました。
その後も、キスカムは様々な『愛』を映し出していきます。
人種が違うカップル、友人。異なる信仰のふたり。ダウン症の子どもたち。車いすの女性と、健常な男性…。
カメラに映し出された彼らは誇らしげで、愛の可能性を示す姿に、人々も自然と笑顔になっていきます。
出典:Ad Council
キスカムが映し出した様々な愛の形。そこに差別や偏見はありません。多様性を受け入れ、それぞれの個性を尊重する、そして愛という共通の思いで、人はつながることができるのだと実感させられます。
[文・構成/grape編集部]