「あの栄光はどこへ?」 リオ五輪から約半年 現地の姿に声もでない
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2016年8月に行われたリオ・オリンピックから、約半年の月日が流れました。
金12、銀8、銅21の計41個のメダルを獲得した日本。選手たちの活躍は今でも鮮明に思い出すことができます。
そんな感動の舞台であった、リオ・オリンピックの開会式や閉会式が行われたスタジアム、エスタジオ・ド・マラカナンの現在の姿が、多くの人の顔を曇らせています。
オリンピック組織委員会とリオデジャネイロ州、民間企業との間で確執があり、現在管理がなされていないというエスタジオ・ド・マラカナン。
剥がれた芝生、荒らされた客席。盗難も多く発生しており、あの輝かしい日々が半年前のこととは思えません。
現在では料金を滞納したために電気も止められ、まるで廃墟のような様相です。
これは何もリオだけに限ったことではなく、2004年のアテネ・オリンピック、2008年の北京オリンピックの跡地も似たように目を覆いたくなるような状況だそう。
2020年の東京オリンピックに向けて、様々な開発が進んでいる日本。単純にブラジルや他国と比べることはできませんが、リオのこの惨状をしっかり心に留め、日本に同じような状況を作らないようにすることが重要なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]