夕焼け空に超巨大なパンダが出現! 年に2回しか起こらない奇跡の光景
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瀬戸内海に沈む美しい夕日。2017年3月1日に、兵庫県の明石市立天文科学館の屋上で撮影された夕焼け空です。
手前のアンテナがちょっと邪魔だな~と思いつつも、美しい眺めを楽しんでいると…、次の瞬間!
なんと、空に巨大なパンダが出現(笑)!
パンダの目の部分のように見えるのは、アンテナ塔に設置された直径約4mのパラボラアンテナです。2つのパラボラアンテナの間にパンダが現れる瞬間をとらえた貴重な動画をご覧ください。
この現象を最初に見つけたのは、同館館長の長尾高明さん(60)。2013年10月12日に夕日の写真を撮影した際、偶然、このパンダが写っていたのだそうです。
同館によると、太陽がこの位置を通るのは、毎年3月1日と10月12日ごろのみ。もちろん、西の空が晴れていないとパンダは現れません。
同館では、2014年以降、計6回観測会を開催してきましたが、天候に恵まれて「夕焼けパンダ」が現れたのは、2015年10月の1回だけだったそうです。長尾館長による夕焼けパンダの「発見」は、本当にすごい偶然だったんですね!
そして、待ちに待った今年2017年3月1日の観察会には、抽選で選ばれた20名が参加。この日は見事な晴天に恵まれ、先ほどの動画のとおり、キュートな夕焼けパンダが約1年半ぶりに見られたそうです!
貴重な瞬間を現場で見られるなんて、参加した皆さんがうらやましい~。
次に夕焼けパンダが見られるチャンスは2017年の10月12日ごろ。次回もお天気に恵まれて、かわいいパンダに会えますように!
[文/grape編集部]