デザインで変わる赤ちゃんの矯正ヘルメット パイロットや妖精に2300個以上ペイント
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※写真はイメージ

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車椅子や杖、義足など、体の機能を補う道具はいろいろあります。
テクノロジーによって機能面が飛躍的に向上し、パラリンピックでは「健常者を抜く日が来るだろう」といわれるまでに。
最近では、機能面だけでなく「デザイン面にも力を入れよう」という動きも見られます。
「体を補うだけ」から、ますます誰もが「使ってみたい!」と思うような道具になってきています。
矯正するヘルメット
ポーラ・ストロウン
ワシントン在住のポーラ・ストロウンさんは、2003年から『リモルディングヘルメット』をペイントしています。
ポーラさんのデザインは人気が高く、2300個以上ものヘルメットにペイントしてきました。
特に人気なのが『パイロット』!
一人ひとりゆがみ方の違う頭に合わせた、形の異なる『リモルディングヘルメット』に、リクエスト通りの柄を描いています。
形が少しずつ異なるヘルメットに均一なデザインを仕上げるのは、簡単ではないはず。それでも2300個以上という数が、ポーラさんの技術と人気の高さを物語っています。
リモルディングヘルメット
赤ちゃんは先天的または後天的に、頭蓋骨にゆがみが生じることがあります。
ゆがみの原因は、生まれる時の外圧や、仰向けやうつぶせなどの寝かせ方だといわれています。
「ゆがみくらい誰にでもあるのでは?」
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、健康に影響が出る変形もあり、その場合はすぐに矯正が必要です。
矯正するために使うのが、この『リモルディングヘルメット』。
基本的にはどれも同じデザインで、色は白に統一されています。被っても特に心はときめかなさそう…。
しかも、矯正の効果を出すために長時間着用し続けなければならないヘルメットです。赤ちゃんにとっても、親御さんにとっても、毎日のこととなると気持ちの負担も小さくないでしょう。
それが、こんなにきれいなヘルメットになったら嬉しいですよね!
パイロット、妖精、動物…テーマは様々で、ヘルメットをつけた赤ちゃんの写真を見ると、矯正器具だということを一瞬忘れてしまうほどです。
デザインが気持ちを変える
『リモルディングヘルメット』は長時間身に着ける道具です。
積極的に「身に着けたい」と思えるデザインがいいし、「どうしたの」より「それ僕もほしい!」といわれたいもの。
周りの子どもたちが羨ましがるようなデザインであれば、ヘルメットをつけることへの抵抗感も薄れていきそうです。着けている赤ちゃん本人だけでなく、毎日向き合う親御さんの気持ちも、明るくなりますよね。
可愛い、カッコイイ、きれい…デザインは人の気持ちを上げます。
使っていて楽しくなるようなデザインにしよう…そんなムーブメントが広まり、「それいいなあ」と思えるものが増えていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]