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「髪ピンクにしたいの」何でそんな派手な色に、と却下 すると、後悔することに

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

「もっと大人になってからね」

「いまのあなたには必要ないことだわ」

もし、自分の子どもが、大人のやることを「マネしたい」といったら…あなたは「ふさわしい年齢になるまで待とうね」というでしょう。

でも、本当にみんな、当たり前だと思い込んでいる人生を送れるのでしょうか

どれだけ一緒にいられるか分からない

派手なピンク色に髪を染めて、笑っている少女。

「まだ小さいのに、こんな色に染めて…親は何を考えているんだ!」という批判があるかもしれませんね。

でも、母であるレイチェル・アン・カーペンターさんは気にしません。

娘のネヴァちゃんが元気で、やりたいことができる人生を送れていれば。

カーペンターさんの考えが変わったのは、1つの事故がキッカケでした。

失われたかもしれない命

ある日、カーペンターさんはネヴァちゃんに、「髪をピンクに染めていい?」と聞かれました。

まだ幼いネヴァちゃんに、カーペンターさんは「ダメよ」と答えます。

※写真はイメージ

「子どもの髪を傷めそう」「子どもが不良に絡まれそう」「周囲から厳しい目で見られそう」など、染髪を禁止する理由はさまざま。

子どもに「髪を染めたい」といわれたら、多くの親がカーペンターさんと同じように、「いまはダメ」といって先送りにさせるでしょう。

しかし、カーペンターさんは、ネヴァちゃんの『やりたいこと』に「いいよ」といわなかったことを、後悔することになります。

数日後のキャンプのこと。火を使ったデモンストレーションで、ネヴァちゃんは何を間違ったのか、火に包まれてしまったのです。

生死をさまよう危険な状態。

忘れもしない2016年7月18日、カーペンターさんは恐ろしい思いで病院にいました。

いつなくなるか分からない命。

そんな状況の中、ネヴァちゃんはカーペンターさんに尋ねます。

※写真はイメージ

髪をピンクに染めていい?

カーペンターさんは、込み上げる感情の中「いいわ」と答えました。

人生が『どこで終わるのか分からないもの』であることを痛感したカーペンターさんは、次のように語ります。

その経験は、誰かと一緒にいる時間が、あとどれだけ残されているのか、分からないことを教えてくれました。

もっとたくさん「やっていいよ」といって、誰かが子どものピンクの髪を「おかしい」と批判してきても、気にしません!

Rachel Ann Carpenter ーより引用(和訳)

ネヴァちゃんは1年後、元気な笑顔を取り戻しました。

髪を念願だったピンクに染めて、楽しそうに踊ったり、ドライブに行ったりしています。

カーペンターさんの投稿に、称賛や賛同のコメントが殺到しました。

  • ああ、彼女は美しい!完全にあなたに賛成です。
  • 私の娘も染めたの。色違いだけどね。彼女は14歳になったけど、まだ髪色を実験してるわ。
  • 僕は美容師をしてるけど、子どもが染めるのを有害だとは思わないよ。
  • 私の子も髪をピンクに染めてるの!
  • 見てくれ、俺の子もピンクだ。
  • 人生を楽しんで!

自分の命がいつ終わってしまうのかなど誰にも分かりません。

ルールや規律など、守らなければならないものもありますが、その中で悔いなく、したいことをやっていけたら素敵です。

大切な人との人生が輝いたものであるように、毎日を大切にしていきたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Rachel Ann Carpenter

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