事故で下半身マヒになり離婚された母親 それでも諦めない彼女に幸せが待っていた
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
2015年3月、イギリスに住むリオナさんは誤って階段から落ちてしまいました。この事故によって脊髄卒中を起こし、彼女の下半身は麻痺してしまいます。
そして医師から告げられたのは、あまりにも残酷な言葉でした。
おそらく、もう歩くことはできないでしょう。
4人の子どもの母親であるリオナさんには14年間連れ添った夫がいました。妻が大変な状態の時、夫が支えてくれたら何よりも心強いはずです。
しかし事故から5日後、彼女が脊髄卒中で苦しんでいる真っただ中、夫は一方的に離婚を申請したのです。
リオナさんはDailymailの取材で当時のことを振り返りました。
医師の宣告からたったの2週間後、リオナさんは動かない足をひきずりながら手すりをつかんで立ち上がりました。
子どもたちのために、必ずまた歩けるようになってみせる。
そんな必死の努力によって、彼女の体は徐々に回復していきました。そして事故から約9か月が経ったころ、リオナさんは本格的に歩くためのリハビリを始めます。
そこで出会ったのがパーソナルトレーナーのキースさん。元ラグビー選手だったというキースさんの献身的なサポートによって、リオナさんの体は驚くべき変化を見せるようになります。
リオナさんは、2017年8月現在、杖を使って自力で歩くことができるまでに回復したということです。
そして彼女が手に入れた喜びは、それだけではありません。
いつしかキースさんはトレーナーという存在から、リオナさんにとってかけがえのないライフパートナーになったのです。
いまではリオナさんと4人の子どもたち、そしてキースさんと彼の娘も一緒に幸せな毎日を送っているということです。
母親としての強さと不屈の精神で奇跡を起こし、新たな人生のパートナーも手に入れたリオナさん。彼女の生きかたはきっと多くの人たちに勇気を与えてくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]