貧しくてウエディングドレスが用意できない女性へ 幸せの連鎖
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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結婚式で着たウエディングドレスは、女性にとってかけがえのない特別な1着。大切に保管しておきたいと願う人も多いのではないでしょうか。
アメリカのネブラスカ州に住むドーネッタさんは、2016年にとても美しい純白のウエディングドレスを着て結婚式を挙げました。
そして結婚式の後、彼女は幸せな思い出が詰まった自分のウエディングドレスを、まったく見知らぬ人にプレゼントすることにしたのです。
『ウエディングドレスあげます』すると続々と応募が
私のウエディングドレスを、どなたか予算の都合でドレスが必要なかたに差し上げます。
ドレスはコルセットが付いていて、サイズは2から5のかたに合います。またお直しもできると思います。
ドーネッタさんは地元のコミュニティグループのFacebookに、ドレスについて書き込みました。
するとわずか数時間のうちにたくさんのいいねやコメントがつき、彼女の元には「ドレスが欲しい」という女性から問い合わせが続々と届いたのです。
TODAYによると、その大きな反響を知ったドーネッタさんはドレスを希望する女性たちに、こんな提案をしたのだそう。
女性たちはその提案に同意。それからドーネッタさんのウエディングドレスは、「より多くの女性たちにシェアされるように」というプランに変更されたのです。
ドレスは必要な女性から次の女性へ
最初にドーネッタさんのドレスを着ることになったのはアリアナさんという女性。6年前に結婚した彼女は当時はお金がなく、リサイクルショップで購入したドレスを着て式を挙げたということです。
そして今回ドーネッタさんのドレスのことを知り、ついに素敵なウエディングドレスを着て『2度目の結婚の宣誓式』を行いました。
ドーネッタさんのドレスはお直しの必要もなく、アリアナさんにぴったりフィットしたということです。
そしてアリアナさんが着た後のドレスは、ヴァレリーさんという女性の元へ。
経済的な余裕がなくドレスを買えず、なかなか結婚式が挙げられなかったというヴァレリーさん。ドーネッタさんのドレスのことを知るまでは、裁判所で結婚証明書を提出するだけにすることを計画していたのだそう。
しかし、ドーネッタさんのドレスのおかげで、夢のような結婚式が実現しました。ドレスはヴァレリーさんにもサイズがぴったりだったということです。
TODAYによると、ドーネッタさん自身も以前お金に困っていた時期があり、一時はホームレスになり車中で寝泊まりしていたのだそう。
ドーネッタさんのウエディングドレスは2017年8月時点ですでに12人の女性が着る予定になっているそうです。
1人の女性の優しさから始まった幸せをつなぐウエディングドレス。この先も『美しいウエディングドレスを着て結婚式がしたい』という1人でも多くの女性の夢を叶えていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]