医療ミスを防ぎたい! 1人の医師が始めた『シンプルすぎる方法』が世界で流行
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
人の命を扱う医療現場では携わる人たちは、常に緊張感をもって仕事をしています。しかし、医師や看護師も人間である以上、ミスを犯す可能性はゼロではないといえるでしょう。
オーストラリアのシドニーで麻酔科医をしているロブ・ハケットさんは、大きな病院で働くときにたびたび起こるある問題に悩まされていました。それは『手術の際にスタッフの名前が分からず、現場でいちいち確認しなければならないこと』。
手術中にその場にいるスタッフの名前や専門を確認することにより、処置が遅れたり、思わぬミスを招くことになるのです。
しかし規模の大きな病院となると働いているスタッフの人数は多く、全員の顔と名前、専門を覚えることは困難です。
1人の麻酔科医が始めたシンプルすぎるアイディアが大ヒット
ロブさんは、あるアイディアを思いつきます。それは『手術用の帽子に自分の名前と専門を記すこと』。
ロブさんは自分の名前と専門を記した帽子をかぶった写真を、Twitterに投稿。するとこのアイディアに賛同する人たちが続々と現れたのです。
「この方法が広く知れ渡るまでは、僕らがなんだかまぬけに見えてしまうのが残念なんだけどね。」とコメントしていたロブさん。ところがそれから『シアター・キャップ・チャレンジ』と名付けられたこのアイディアはどんどん広がりを見せているそうです。
ロブさんはこの方法を思いついた経緯について、シドニー・モーニング・ヘラルド紙に語っています。
多くの人が働く職場では、人の名前を覚えるのは簡単ではありません。それは医療の現場に限ったことではないでしょう。
しかし病院という場所では、ほんの数秒の遅れや小さなミスが命取りとなってしまう場合があります。
いまでは海を越えて広がりつつある『シアター・キャップ・チャレンジ』。
1人の医師が始めたとてもシンプルなアイディアは、きっと世界中の病院で多くの人たちを救う手助けになってくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]