新生児を連れて行き場を失った父親を救った女性 人種を超えた友情に感動
公開: 更新:

※写真はイメージ

2日連続のプールで疲れ切った母親 冷蔵庫に残されたメッセージに「背筋も凍る」2日連続でプールに遊びに行っていた、3児の母親であるトリッシュ(@torish935)さんは、翌日の朝、疲労で『全身バッキバキ』な状況だったといいます。きっと「今日はゆっくり休みたい」と考えたことでしょう。しかし、この後トリッシュさんには試練が…。

『鬼滅の刃』の舞台にそっくり! 話題の旅館が「すごい」「行きたいわ」福島県会津若松市にある温泉旅館『大川荘』の内装が、アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』に登場する『無限城』に似ていると話題です。 やまだやま(@Yam_kzt)さんがXに投稿した写真を紹介します。
アメリカ・アリゾナ州の空港で、飛行機のチェックインをしていたルビンさん。彼は生まれたばかりの娘、ル・アンドリアちゃんを自宅のあるオハイオ州へ連れ帰ろうとしていました。
ところが、航空会社の職員から思いがけない言葉を聞くことになります。
「規定により生後7日未満の乳児は搭乗できません」
その日の時点でル・アンドリアちゃんは生後4日。しかし、ルビンさんは病院で発行された娘の搭乗許可書を持っていました。それがあっても、航空会社は「規則なので」の一点張り。
さらに彼が料金の払い戻しを申し出ると、「払い戻しの手続きに7日間かかります」といわれてしまったのです。
新生児を連れて行き場を失った父親
娘がいるため、空港に泊まり込むわけにはいきません。しかしルビンさんはその時、所持金がなく、ホテルに宿泊することも、レンタカーを借りてオハイオ州まで帰ることもできませんでした。
困り果てたルビンさんの頭に、ある女性の顔が浮かびます。ジョイさんというその女性は、彼が病院で出会ったボランティア職員で、ル・アンドリアちゃんの世話をしてくれていたのです。
ルビンさんはジョイさんに電話をかけて事情を説明。すると彼女は迷わずこういいました。
「いまから空港に迎えに行くわ。あなたたちを家に連れて来てあげますよ」
ジョイさんは一人暮らしでした。にもかかわらず、病院で会ったことがあるだけの2人を自宅へ招き入れてくれたのです。
ル・アンドリアちゃんが飛行機に乗れるようになるまでの数日間、親子に泊まる場所と食事を提供してくれたジョイさん。さらにル・アンドリアちゃんの世話も、ずっと手伝ってくれたといいます。
海外メディア『AZFamily.com』によると、この出来事の後、ルビンさんはジョイさんのことを『娘のおばあちゃん』と呼んでいるのだそう。
彼は必ずまたジョイさんの元を訪れることを約束し、彼女も再会をとても楽しみにしているということです。
出会ったばかりの人を自宅に泊めるというのは、なかなかできることではないと思います。ル・アンドリアちゃんがもう少し大きくなってこの話を聞いたら、どんなに感動することでしょう。
1人の女性の優しさによって生まれた友情。これからもずっと続いていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]