新生児を連れて行き場を失った父親を救った女性 人種を超えた友情に感動
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカ・アリゾナ州の空港で、飛行機のチェックインをしていたルビンさん。彼は生まれたばかりの娘、ル・アンドリアちゃんを自宅のあるオハイオ州へ連れ帰ろうとしていました。
ところが、航空会社の職員から思いがけない言葉を聞くことになります。
「規定により生後7日未満の乳児は搭乗できません」
その日の時点でル・アンドリアちゃんは生後4日。しかし、ルビンさんは病院で発行された娘の搭乗許可書を持っていました。それがあっても、航空会社は「規則なので」の一点張り。
さらに彼が料金の払い戻しを申し出ると、「払い戻しの手続きに7日間かかります」といわれてしまったのです。
新生児を連れて行き場を失った父親
娘がいるため、空港に泊まり込むわけにはいきません。しかしルビンさんはその時、所持金がなく、ホテルに宿泊することも、レンタカーを借りてオハイオ州まで帰ることもできませんでした。
困り果てたルビンさんの頭に、ある女性の顔が浮かびます。ジョイさんというその女性は、彼が病院で出会ったボランティア職員で、ル・アンドリアちゃんの世話をしてくれていたのです。
ルビンさんはジョイさんに電話をかけて事情を説明。すると彼女は迷わずこういいました。
「いまから空港に迎えに行くわ。あなたたちを家に連れて来てあげますよ」
ジョイさんは一人暮らしでした。にもかかわらず、病院で会ったことがあるだけの2人を自宅へ招き入れてくれたのです。
ル・アンドリアちゃんが飛行機に乗れるようになるまでの数日間、親子に泊まる場所と食事を提供してくれたジョイさん。さらにル・アンドリアちゃんの世話も、ずっと手伝ってくれたといいます。
海外メディア『AZFamily.com』によると、この出来事の後、ルビンさんはジョイさんのことを『娘のおばあちゃん』と呼んでいるのだそう。
彼は必ずまたジョイさんの元を訪れることを約束し、彼女も再会をとても楽しみにしているということです。
出会ったばかりの人を自宅に泊めるというのは、なかなかできることではないと思います。ル・アンドリアちゃんがもう少し大きくなってこの話を聞いたら、どんなに感動することでしょう。
1人の女性の優しさによって生まれた友情。これからもずっと続いていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]