公衆電話に「せいぜいご利用ください」 意図を知って心がじんわり
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看板の言葉がただ事じゃない 山道で見た光景に「爆笑」「リアルすぎ」【4選】道路に設置された注意喚起の看板には、自治体や企業などからのお願いが書かれています。『禁止』ではなく『ご遠慮ください』と書かれていると進めるような気もしますが、そのまま進むと後悔するかもしれません。
携帯電話の普及で、公衆電話を見かける機会は少なくなりました。
銭湯好きなうたまつ(@utamatsu)さんは、大阪府柏原市にある公衆浴場・新柏原温泉で公衆電話を見かけます。
その公衆電話には、「公衆電話ご利用のお願い」というメッセージが貼られていました。
胸を打つ、貼り紙の言葉とは…。
公衆電話ご利用のお願い
利用の少ない公衆電話は廃止となります。せいぜいご利用ください!
使う人が少ないと、公衆電話は撤去されてしまうのです。「久しぶりに公衆電話で、誰かと話がしたくなった」とつづる、うたまつさん。
いまでは、携帯電話があればどこにいても簡単に電話をかけることができます。無料で通話できるスマホのアプリを使っている人も多いでしょう。
少し前を思い返すと、公衆電話のボックスで通話先の番号をプッシュする時の、なんともいえない感覚が蘇ります。
持っている小銭やテレホンカードの残高を気にしながら相手と会話をする感覚は、やはり携帯電話での通話とは違うものですよね。
※写真はイメージ
ちなみに、「せいぜいご利用ください!」と書かれていますが、これは嫌味ではありません。「せいぜい」とは漢字で「精々」と書き、「できるだけ」や「精一杯」という意味があります。
銭湯の帰りに、公衆電話で誰かに電話をする…久しぶりに、そんな風情ある時間の使いかたをしてみるのも素敵かもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]