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正月に見つけたごみ収集所にあった貼り紙 新年早々心が温まる

By - 芳雪  公開:  更新:

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2021年1月現在も、流行している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。

人の多いところへの外出などは避けるよう、呼びかけられています。

しかし、新年早々ずっと家にこもっているのは健康的に少し心配なところ。

「食べて寝てを繰り替えす『寝正月』では、体重も増えていく一方では」と考えた筆者は、普段は行かないような少し離れた街を散歩することにしました。

散歩中目にした、これまでにはなかった光景

自由気ままに歩き、ある寺にたどり着くと、そこには何やらたくさんの看板が。

迫力のある字で掲げられていたのは、コロナウイルス対策のために「分散して初詣をしてほしい」という呼びかけでした。

なんとしてでも、参拝者からコロナウイルス感染者を出したくないという寺の必死な想いが伝わってくる看板。

例年、各地の寺や神社では多くの人が初詣に足を運ぶことでしょう。しかし、一斉に初詣に人が集まれば感染の危険性は高まります。

そのため、ここの寺では1月中の参拝を初詣として、時期をずらすよう呼びかけていたのです。

時間が遅かったこともあり、寺には数組しかおらず密集することはありませんでした。

また、お参りする際にも、このようなソーシャルディスタンスを保てるような工夫が。これまでとは違った正月の風景でした。

ごみ収集所で見つけた温かい思いやり

普段行かない場所には新たな発見がたくさんあります。

しかし、時は正月。素敵なカフェを見つけても休業中だったり、そもそも行きかう人が少なかったり…。ゴミの収集も年末年始は休みです。

ある住宅街を歩いていると、何もゴミが出ていない収集所に貼り紙がありました。その写真がこちら。

おそらく、ごみ収集に来た作業員への感謝の気持ちとして住人が貼ったのでしょう。

貼り紙を読んで作業員ではないものの、新年から心が温まる気持ちになりました。

仕事始めでゴミの収集に来た作業員も、この貼り紙を見たら嬉しいはずです。

感染が拡大するコロナ禍において、自由に遊びに行くこともできずつまらないと感じることが多いかもしれません。

ですが、少し足をのばすと普段は見られない光景に出会うことができます。

新たな発見を探しに、散歩をしながら健康にも気を付けて楽しんでみてはいかがですか。


[文・構成/grape編集部]

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