安楽死寸前の犬を引き取った元スケート選手 犬にスケート靴を履かせてみると
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出典:Bark Gallery

配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。

「急いで猫のふりをしたのかも」 飼い主が怖くなった光景がこちら猫のぽーくんは、飼い主さんが帰宅すると、まるで人間のように座っていたのでした。
世界にはさまざまな芸をしたり、スケボーやサーフィンをしたりする運動神経バツグンの犬たちがいて、私たち人間を驚かせてくれます。
アメリカ・ラスベガスに住むベニーも、そんなユニークな犬たちの1匹。彼は飼い主のシェリルさんと出会ったことによって、ある才能が開花しました。
海外メディア『People』によると、ベニーはユタ州にある動物保護シェルターで6か月間過ごした後、安楽死リストに載せられてしまいます。幸いラスベガスにある別の保護施設がベニーを引き取ることにしたため、彼の命はつながりました。
しかしラスベガスのシェルターに移った後も、なぜか彼の家族になろうとする人は見つからなかったのだそう。
そんなベニーの写真を見て一目ぼれしたのが、シェリルさんだったのです。
飼い主は元プロアイススケーター
シェリルさんは元プロのアイススケート選手で、選手を引退後も長年にわたってアイススケートのインストラクターをしていました。
ある日彼女はフォトグラファーをしている友人の勧めで、ネバダ州のプロアイスホッケーチーム『ベガス・ゴールデンナイツ』の応援ビデオを作ることにします。
そこでベニーにチームのユニフォームを着せて、アイスホッケーのスティックを持たせて撮影したところ、その動画がソーシャルメディアで大ヒットしたのです。
この動画の撮影の時にベニーがスケートリンクの上でとても楽しそうにしていたことから、シェリルさんは「ベニーにスケートを教えてみよう」と思ったのだそう。
そして特製のスケート靴を作り、試しにはかせてみたところ、ベニーはみるみる滑れるようになったといいます。
世界でも珍しい『アイススケートをする犬』ベニーの情報は次第に広まり、TV番組で紹介されるほどに。
そしてベニーはついにチャリティ・オークションの会場で、ベガス・ゴールデンナイツの選手たちと念願の初対面を果たしました。
バツグンの運動神経で、どんどんアイススケートが上達しているというベニーに、シェリルさんも驚いているそう。
安楽死寸前だった保護犬が、いまではたくさんのメディアで取り上げられて大人気に。
このベニーのストーリーが広まることによって、シェリルさんは「保護犬たちがどんな見事なことを成し遂げてくれるかということを人々に知ってほしい」と話しています。
シェリルさんとの出会いによって開花したベニーの才能。彼はこれからも『アイススケート犬』として多くの人たちを笑顔にしてくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]