飼い主に捨てられた2匹の犬 離ればなれになったとたん1匹が… 「涙が出た」
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水族館の貼り紙にゾッ! アクリルガラスの下を見ると…2025年8月、愛知県蒲郡(がまごおり)市にある、竹島水族館(@takesuiaquarium)が、Xで話題になりました。
アメリカ・フロリダ州にある動物保護シェルターでボランティアをしているジャニ・ブラッドフォードさん。彼女がFacebookに投稿した動画が多くの人の涙を誘いました。
映っているのはシェルターで悲しそうに鳴き続けるオス犬。『シュワボ』という名前のこの犬は飼い主のやむを得ない事情により、シェルターに預けられました。
しかしこの時シュワボが鳴いていたのは家族に捨てられたからではありません。
シュワボは長年一緒に暮らしてきた親友の『ロッキー』と離ればなれになったことが悲しくて鳴き続けていたのです。
シュワボとロッキーは一緒にシェルターに引き取られました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、ロッキーは通常のケージに入りましたが、シュワボは関節リウマチで足をひきずっていたため、症状を観察するために別の部屋に収容されます。
するとロッキーと離ればなれになったシュワボはまるでロッキーを呼ぶように鳴き続け、食事もしなくなってしまったのです。
またロッキーにはすぐに里親希望者が見つかりましたが、その人物が現れなかったのだとか。
そのためロッキーをシュワボと同じケージに入れてあげると、シュワボはやっと落ち着きを取り戻したのです。
ぴったりと寄り添う2匹の姿を見たシェルターのスタッフは、「彼らはこれからも一緒にいるべき」と判断。
シュワボとロッキーを一緒に引き取ってくれる里親を募集することにしました。
シェルターのFacebookには2匹の幸せを願うたくさんのコメントが寄せられています。
・2匹が一緒にいられて本当によかった!
・彼らは固い絆で結ばれているのね。
・涙があふれた。2匹ともとてもかわいいね。
シュワボは9歳、ロッキーは11歳で2匹とも高齢のため、歯や関節などに多少の健康上の問題があるのだそう。
でも2匹ともボールで遊んだり、おやつを食べたりするのが大好きで元気な性格だといいます。
シュワボとロッキーは2020年9月半ばの時点でまだ里親は決まっていませんが、シェルターでは『絶対に2匹とも引き取ってくれること』を条件に彼らにとってベストな里親を待ち続けています。
だからもう2度と彼らが離ればなれになることはないでしょう。
1日も早く2匹に優しい家族ができるといいですね。
[文・構成/grape編集部]