3月22日は『さくらねこの日』! あなたができる、殺処分ゼロへの1歩
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秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。
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犬「窓を開けて!」 入ってきたのは、犬ではなく…「笑った」「かわいすぎる」寒い冬の日でも、散歩に行きたがったり、めいっぱい遊びたがったりする犬は多いでしょう。 2024年12月、厳しい寒さにもかかわらず、全開の窓付近でくつろいでいた柴犬のとんくん。 飼い主(shibainuton)さんは、冷た...
『さくらねこ』という言葉を知っていますか?
地域猫や保護猫の耳を見ると、耳の先っぽが『Vの字』型にカットされていることがあります。切り込みが入った耳は、まるで桜の花びらのような形です。
この『さくら耳』をした猫は、不妊・去勢手術が施された目印なのです。
中には「耳をカットするなんて、かわいそう!」と思う人もいるかもしれません。ですがボランティアが猫の手術の際、麻酔中にカットし、止血しているので安心です。
さくら耳は「生まれた子猫がすぐに殺処分される」という悲しい事態を防ぐために必要なことなのです。
『さくらねこ』のTNR活動を支援
猫の殺処分ゼロを目指す公益財団法人『どうぶつ基金』は、『さくらねこ』の認知度を上げるために毎年3月22日を『さくらねこの日』に制定しました。
『どうぶつ基金』によると、日本では年間3万4854匹の猫が行政により殺処分されているといいます。殺処分される猫の多くが、生後間もない子猫です。
生まれたばかりの尊い命が失われる現状を変えるため、「殺処分ゼロ」を目指す『どうぶつ基金』はこれまで全国で8万4324匹の猫に無料で不妊・去勢手術を行ってきました。
野良猫や地域猫を捕獲(TRAP)し、不妊・去勢手術(Neuter)し、元の場所へ帰す(Return)…こういった活動を、『TNR』といいます。
全国から依頼が殺到している『TNR』。しかし、『どうぶつ基金』がこのボランティア活動を続けていくには資金が必要です。
そこで、『どうぶつ基金』は毎月2222円から継続的に『TNR』の取り組みを応援する『さくらねこサポーター』を募集しています。
※動画の中で「行政による年間の殺処分数は10万匹」といっていますが、これは2014年当時の殺処分数です。『さくらねこTNR活動』の甲斐もあり、2017年度の殺処分数は3万4千匹まで減少しました。
『TNR』を行う上で、オス猫1匹にはおよそ2000円、メス猫1匹にはおよそ4000円の費用がかかるとのこと。『さくらねこサポーター』の支援は、無料手術に限定して使用されます。
また、継続の寄付だけでなく都度の寄付も受け付けています。「猫を救いたい」と思う人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
どうぶつ基金-さくらねこサポーター募集
[文・構成/grape編集部]