夏休みの間、母親のために弁当を作り続けた長女 最終日に夫婦で号泣
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以前、劣悪な環境の職場で働いていた河内瞬(kawauchisyun)さんは、退職したのを機に専業主夫になりました。
外で働きたかった妻と交代し、長女と次女の育児を担当するようになってから、河内さんは気が付いたことがたくさんあったといいます。
河内瞬さんのエッセイ漫画
今回は、夏休みの出来事をご紹介します。
母のために弁当を作る長女
夏休み開始と同時に、「パパ!明日、早起きしてママのために弁当作るよ!」といい出した長女。翌朝から河内さんを起こして、弁当作りを始めるようになりました。
サポートを頼まれることもあったものの、基本的に長女が1人で弁当を作っていたそうです。
河内さんは「続いて数日かな」と思っていたのですが…。
なんと長女は夏休みの1か月間、弁当を作り続けたのです!
最終日の弁当は、仕事を頑張る母親を応援する手紙付き。長女の手紙のことを知った河内さん夫婦は、2人して号泣してしまいます。
「『すごい』のひと言しかない。すべては、長女の母親を想う気持ちがそうさせたのだろう」と感じた河内さんは、改めて家事の大変さに思いをはせます。
そして、自身のブログで次のようにつづりました。
長女は母を思う気持ちだけで約1か月ほぼ毎日弁当を早起きして作り続けた。そしてこれが本来の家事をする者の姿なんだなと思った。
つまり家事育児を楽しいかつらいかに分けるのは、結局夫婦や家族の仲のよさに左右されるということだ。家族仲さえよければシュフの家事育児はつらくなくなるし、働く側も家事育児に参加するだろうし、働く側は仕事を頑張れる。
長女にとって、弁当作りは決して楽なものではなかったでしょう。母親のことを想う気持ちがあるからこそ、頑張ることができたのではないでしょうか。
きっと、母親も長女からの手紙を読んで「家族のために仕事を頑張ろう」と思えたはず。
家族仲がよければ自然と相手を思いやり、家族のために動くことは苦ではなくなる…そんなことを、河内さんが長女から学んだ夏休みなのでした。
河内瞬さんは、InstagramのほかにTwitterやブログにも作品を投稿しています。興味を持った人は、ほかの作品もぜひご覧ください。
Instagram(主夫漫画):kawauchisyun
Instagram(創作漫画):syn_illust
Twitter:河内瞬@主夫漫画(@syufu_desu)
ブログ:主夫の日々
[文・構成/grape編集部]