SNS上に続々と助けを呼ぶ声が… 自衛隊員が孤立した人々を救助
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梅雨前線の影響で、熊本県南部を襲った豪雨。
2020年7月4日には、熊本県の球磨川が上流から下流にわたり広範囲で氾濫したことから、熊本県知事が自衛隊へ災害派遣を要請しました。
「危険を承知で…」 球磨川氾濫に派遣された自衛隊、迅速な出動に反響
同日7時10分から初動対処部隊が派遣され、被災現場で救助活動を開始しています。
過酷な現場で急がれる人命救助
氾濫後、SNS上には濁流で逃げ場を失い、助けを呼ぶ声が複数投稿されていました。救助を待つ人の中には足腰の弱っている高齢者のほか、赤ちゃんを連れている人もいたとのこと。
自衛隊はヘリコプターやボートで孤立者の元へ向かい、順次救助しています。
救助に当たっている陸上自衛隊第8師団は、厳しい状況の中で活動をしていることが分かる動画をFacebookに公開。
ヘリコプターや自衛隊員の様子を撮影しています。
また、第42即応機動連隊が捜索や安否確認などに当たっている様子も投稿しました。
ネット上では、改めて自衛隊に対して感謝の声が寄せられています。
複数の死傷者が確認されているほか、各地で土砂崩れが発生し、道路が寸断され広範囲で冠水も起こっている今回の豪雨。
産経ニュースによると、さらに同月5日にかけて西日本や東日本で非常に激しい雨が降る恐れがあるとのこと。
いつどこが被災地になってもおかしくありません。いざという時の準備をして、『命を守るための行動』を心がけましょう。
[文・構成/grape編集部]