悪質クレーマーに頭を下げる、男性店員 その後の展開に24万人から反響
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セブン-イレブンが『カスハラ対策』を実施 店員の名札を… 「いい判断」「もっと浸透して」『客』という立場を利用し、従業員に横柄な態度をとったり理不尽な要求をしたりするケースが後を絶ちません。 そういった行為は『カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)』といわれ、接客業を中心にさまざまな職種で問題になっていま...
『アコム』の新CMにさまざまな意見 「シンプルに嫌すぎる」「別にアリだろ」2024年9月12日から、消費者金融業を営むアコム株式会社は、新CM『Acom Stories #01「妹の結婚式」篇』を放映開始しました。YouTubeに公開されたCMは、同年10月現在、1000万回再生を超え、大きな注目を集めています。
本来、クレームは意見や要望を伝えるもの。しかし、度を過ぎた要求をする『モンスタークレーマー』は後を絶ちません。
2019年9月23日、産業別労働組合『UAゼンゼン』がYouTubeに1本の動画を投稿。
『UAゼンセン』はモンスタークレーマーから全国の労働者を守るため、サービスを提供する側と受ける側が共に尊重される社会を目指していると言います。
動画の舞台は、あるスーパーマーケット。理不尽な怒りをぶつける客に対し、2人の店員は何度も頭を下げて謝罪します。
帰り道で子供に「パパ、お仕事楽しかった?」と聞かれ、「うーん、忘れちゃった」と返す店員の男性。
動画は最後に「僕にも家族がいて、人生があります」というメッセージが表示されます。
『UAゼンセン』の調べによると、業務中に悪質クレームなどの迷惑行為に遭ったことがある人は、なんと70%。
客からの迷惑行為は主に暴言や説教、脅迫、セクハラ、土下座の強要などがあたり、中には犯罪に値するものもあるといいます。
この動画はネットで拡散され、24万件を超える反響がありました。
・売る立場と買う立場は対等なのに。「金を払う方が偉い」なんて考えは古い。
・働く人も誰かの子供であって、大切な人なんだよな。人間だと思っていない人が多すぎる。
・普通の客にとってもモンスタークレーマーは邪魔です。行きすぎた迷惑行為は通報していいと思います。
当たり前のことですが、店員は機械ではなく人間です。また、客も神様ではなく人間です。
度が過ぎる迷惑行為に頭を下げ続けるのではなく、時にはハッキリと「NO」といえる社会になっていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]