人間に育てられたクマ 一緒に写真を撮ったらディズニー映画のようになった
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ロシアに人間によって育てられた有名なクマがいます。
名前は『ステパン』。母グマに捨てられたステパンは生後3か月の時に人間の夫婦に引き取られました。
優しい夫婦からの愛情をたっぷりと受けて育ったステパンはとても人懐っこいのだそう。
海外メディア『Bored Panda』によると、ステパンは今や世界中の写真家から撮影を熱望されているのだといいます。
ロシアのフォトグラファー、ミラ・ジダーノワさんも5年前から「いつかステパンをモデルに写真を撮りたい」と願っていたのだそう。
そしてそんな彼女の願いがついに叶ったのです。
ステパンの撮影ができることになったミラさんは、「伝統的なロシアの衣装を着た女性と一緒に、おとぎ話のワンシーンのような作品にしたい」と思ったのだとか。
そのアイディアは想像を超える美しい写真になりました。どうぞご覧ください。
まるでディズニー映画のワンシーンのよう!
パッと見るとCGかと思ってしまいそうですが、ステパンはまぎれもなく本物のクマです。
森の中で撮影されただけに、ロシアの美しい自然の風景も手伝ってとても幻想的ですね。
野生動物の撮影は一度に90分までという規則があるため、これだけの写真を撮るのには数か月間かかったといいます。
それでもミラさんは『NEW YORK POST』に「ステパンとの撮影はとても喜ばしいものでした。なんの問題もありませんでした。子猫の撮影のほうが苦労しましたよ」と語っています。
モデルの女性たちとポーズをとるステパンの表情の豊かさが印象的です。本来は野生動物のクマが、人間に育てられるとこんなにも愛らしい表情を見せるようになるのですね。
ミラさんのInstagramにはほかにもたくさんのステパンの写真があります。もっと見たい人はのぞいてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]