毎日、家にやってきた野良猫 保護した後のギャップにメロメロ
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grape [グレイプ]
アメリカのニューヨーク州で、10代の姉妹が住む家の外に、1匹の野良猫が姿を現しました。
姉妹はその猫をカールトンと名付け、食べ物を与えます。
するとその日以来、カールトンは毎日のように姉妹の家の窓の外にやってきました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、優しい姉妹は1年以上にわたってカールトンに食べ物を与え続けたそうです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ある日、姉妹はいつものようにやってきたカールトンが耳にケガをしているのに気が付きます。
その時、彼女たちは「こんなに人懐っこい猫を路上に置いておくわけにはいかない」と思ったのだとか。
姉妹はカールトンを保護し、地元の動物保護施設『リトル・ワンダーズ・NYC』に助けを求めて連れていったのです。
『リトル・ワンダーズ・NYC』に引き取られたおかげで、カールトンはすぐに動物病院で耳のケガの治療をしてもらいました。
またその際に、カールトンは猫エイズウイルスに感染していることが判明したのです。
カールトンは現在、保護猫の一時的な世話をするカリアンさんという女性の家で過ごしています。
カールトンは抱っこされるのが大好きで、野良猫だったと思えないくらいフレンドリーなのだそう。
カリアンさんはカールトンにメロメロで、「こんなに人懐っこい猫に出会ったことがありません。この猫の里親になる人はとてもラッキーです。彼はあなたの親友になりたがっています」とつづっています。
愛らしいカールトンの動画や写真には「なんてかわいらしい猫」「この子に最高の家族ができますように」といった声が寄せられています。
2021年6月末現在、カールトンの里親はまだ決まっていないそう。
猫エイズウイルスは人にうつることはなく、健康な猫と同じくらい長生きできるそうです。
また、適切な治療をすれば、カールトンの健康にも影響はないといいます。
野良猫の中にはなかなか人に懐かない猫もいますが、自ら人に近付いたカールトンは、よほど愛情が欲しかったのではないでしょうか。
野良猫として自由に生きるより、人間に愛される幸せを選んだカールトン。彼に愛情をたっぷりと注いでくれる優しい家族ができるといいですね。
[文・構成/grape編集部]