爆風によって家具が散乱する家 その中で高齢女性がとった行動に涙が止まらない
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置き配指定のはずが、なぜか『不在票』 確認してみると…置き配なのに『不在票』が入っていて?その理由に「配慮をありがとうございます」

配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。
- 出典
- May-Lee Melki/CNN
2020年8月4日、レバノンの首都ベイルートで大規模な爆発が起きました。死傷者は5千人以上とみられています。
爆風の影響で、多くの住宅や施設が破損。市民は片付けに追われています。
荒れ果てた部屋で演奏する高齢女性の姿に涙…
79歳になるメイ・アブード・メルキさんは、当時、家を留守にしていたため無事でしたが家は爆風で大きく破壊されてしまいました。
家の中に窓ガラスや家具が散乱する中、宝物であるピアノの無事を確認したメイさん。
静かにスコットランド民謡『オールド・ラング・サイン(通称、蛍の光)』を弾く様子を、孫のメイリー・メルキさんがFacebookに投稿したところ反響が上がりました。
メイさんのさまざまな思いが伝わってくる演奏をお聴きください。
これまでの暮らしが一変した悲しさや、絶望、その中でもまた希望を持って新たに生活をしようという新たに生活をしようという前向きな意思が伝わってくる演奏。
CNNによると、メイさんはこの家に60年住んでおり、ピアノは結婚の日に父親からもらったものだといいます。
投稿には世界中からコメントが寄せられていました。
・言葉にならない。ピアノとともにガラスを集める音がして、心が痛い。
・大切な家がこんな形になって、悲しかっただろうな。
・演奏を聴いて涙がこぼれた。レバノンに幸あれ…。
「希望を持ち続けたい」というメイさん。ピアノ演奏は多くの人の心に響いたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]