「ずっと愛してた」 戦地で出会い、恋に落ちた男女が75年ぶりに奇跡の再会
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※写真はイメージ
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戦地で出会った男女が75年ぶりに再会するという、映画のようなラブストーリーが話題になっています。
第二次世界大戦中の1944年。米軍の兵士だったK.T.ロビンスさんはフランスに派兵されていました。
そこで彼は1人のフランス人女性と出会い、恋に落ちます。
女性の名前はジャンニーヌさん。海外メディア『TODAY』によると、当時K.T.さんは24歳、ジャンニーヌさんは18歳でした。
2人は惹かれ合いましたが、K.T.さんは別の戦地へ赴くことになります。彼はジャンニーヌさんに急いで別れを告げて、それっきり2人が会うことはありませんでした。
終戦後、K.T.さんはアメリカへ戻り、後に結婚。一方のジャンニーヌさんもフランスで結婚し、2人はそれぞれの人生を歩むことになります。
75年間、お互いを忘れなかった2人
しかし、K.T.さんはジャンニーヌさんの写真をずっと大切に持ち続けていました。またジャンニーヌさんも、いつかまた彼に会える日が来ることをひそかにずっと望んでいたといいます。
そして1944年6月6日の『D-デイ』(第二次世界大戦中に行われた『オーバーロード作戦』の開始日)から75年が経った2019年6月。
フランスのTV局の協力でK.T.さんとジャンニーヌさんが再会することになったのです。
「いつもきみを愛していた。きみはずっと僕のハートの中にいたよ」と話すK.T.さん。
それを聞いて笑顔がこぼれるジャンニーヌさんもレポーターに「ずっと彼のことを思っていました。いつか会いに来てくれるんじゃないかと」と話します。
終戦後、ジャンニーヌさんはK.T.さんとの再会を願い、英語の勉強まで始めたのだそう。しかし、彼がフランスに戻ってくることはなかったのです。
別れ際にK.T.さんは彼女の目を見つめてこういいます。
「ジャンニーヌ、愛してるよ」
この動画を見た人たちからは「号泣した」「これぞ真実の愛」といったコメントがたくさん寄せられています。
現在K.T.さんは97歳、ジャンニーヌさんは92歳。でも再会を喜び、見つめ合う2人にとっては、お互いの姿が出会ったころと同じように映っているのではないでしょうか。
この再会の後、2人はまたすぐに会う約束をしたということです。なお2人の配偶者は共に他界しているといいます。
戦争によって運命的に出会い、戦争によって別れを余儀なくされたK.T.さんとジャンニーヌさん。
長い年月を経て再び出会うことができた2人のラブストーリーは、多くの人たちに感動の涙をもたらしました。
[文・構成/grape編集部]