盲目のヤギが出会った、最高のパートナー　「僕がキミの目になるよ！」

ある日一匹のヤギを保護した、アメリカの動物保護団体『ファーム・サンクチュアリ』

保護したメスのヤギを検査すると、生まれつき目が見えないことが判明しました。きっと、そのせいで親ヤギに育児放棄されてしまったのでしょう。

保護団体の職員たちはヤギを『マーシャ』と名付け、世話をすることにしたのです。

しかし、目の見えないマーシャにとって保護施設は未知なる恐怖の場所…。自分より体の大きいヤギたちにも馴染めず、マーシャは怯えながら生活をしていました。

そんなある日、マーシャは一匹のヤギと運命の出会いを果たすことになります。

盲目のヤギが出会った、一心同体のベストフレンド

施設で新たに保護された、オスのヤギ『モーリス』

モーリスは初めてマーシャと顔を合わせると、彼女の鳴き声に返事をするかのように声を発しました。

２人が一体どんな会話を交わしたのかはわかりません。しかし、その日から２人は常に寄り添うようになったのです。

目が覚めてから眠りにつくまで、毎日モーリスはマーシャを見守りました。そして、マーシャはみるみる元気で明るい子になっていったのです。

職員の男性とじゃれていても、モーリスの存在を察知すると…。

ダッシュで近寄り、嬉しそうにすり寄るマーシャ！いかにモーリスのことが好きか、見ているこちらにも伝わってきますね。

マーシャの目であり、かけがえのない親友であるモーリスは、出会ったその瞬間彼女の孤独を感じ取ったのかもしれません。

きっとこれからも２人は常に寄り添い合い、支え合って生きていくことでしょう。