「夢を持つのは自由なのに…」 17歳のモデルが中傷される理由に「怒りがおさまらない」
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重度のつわりで苦しむ女性 父親からもらった手紙に「朝から泣いた」「愛が伝わる」体調を崩すと、身体だけでなく気持ちまで沈んでしまうことがあります。 そんな時、周囲の人の支えがあると、心が救われることがあるでしょう。 入院中の、gumi(@m19400102)さんも、気持ちが沈んでいる時期がありました。

風邪でダウンした父に、息子が? 書かれた文字に「1文字余計だったね」「和みました」2025年のバレンタインデー、SUKEPAPA(@sukesankoba)さんは風邪をひいて寝込んでいたといいます。その翌日、電子メモ帳には、息子さんからこんなメッセージが書かれていました。
柱に抱き付くようにして、カメラ目線で素敵な笑顔を浮かべる1人の女性。
ツインテールに、色白な肌が魅力的ですね。
彼女は、2021年11月現在、17歳の菜桜(なお)さん。モデルとして活躍しています。
モデルとして活動する彼女は、ダウン症を抱えており、同月現在までに40回以上にわたる手術を受けてきました。
Twitter上で、菜桜さんの姿を投稿している、親の@nao_Angel_smileさんは、「一部の人から心ない言葉をかけられた」と明かしています。
モデルはかわいさやスタイルのよさを活かして、洋服や商品などを魅力的に見せる職業。病気の有無は関係ありません。
ですが、ダウン症に偏見を抱き、配慮に欠けた言葉をかける人もいるようです。
菜桜さんは、SNSだけでなくメディアなどでも注目され、多くの人から認知されるように。
その反面、「知られるようになったからこその影響も出ている」と、菜桜さんの親は痛感していました。
他人に娘の存在を知られれば知られるほど、応援してくれるかたも増えますが、その逆も…。
すべての人に理解をしてもらうことは無理なのは分かっていますが、嫌なら見なければいいのに、見ては何かをいってくるんですよね。
菜桜さんに寄せられているという心ない言葉に、「怒りがおさまらない」「やるせない気持ちになる」といった反応が上がっています。
病気に限らず、国籍や人種など、多種多様なバックグラウンドを持つ人が生きている現代社会。
少しでも、偏見や差別がなくなっていき、誰もが安心できる社会が到来するのを、願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]