ボロボロだった元野良猫 現在の姿に「もっと広まって」の声が上がった理由は…
公開: 更新:
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
- 出典
- @sa2ki0124
grape [グレイプ] trend
公開: 更新:
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
ひと昔前までは外を歩いていると、野良猫や家から離れて散歩をしている猫を、頻繁に目にしました。
しかし2022年現在では、環境省や各自治体が、猫を飼う人に向けて完全室内飼いの実施を呼び掛けています。
これまで、多くの野良猫や放し飼いの猫が交通事故などで命を落としてきました。また、猫によるご近所トラブルや虐待被害のリスクもあるでしょう。
猫にとって、『外の世界』は危険でいっぱいなのです。
野良猫を『完全室内飼い』にすると…
野良猫や地域猫を捕獲(TRAP)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所へ帰す(Return)ことを、TNR活動といいます。
宮城県でTNR活動をしている、ささき(@sa2ki0124)さんは、Twitterに愛猫の姿を投稿しました。
愛猫の、ひなちゃんは、野良猫として家にやって来た当時、ボロボロの状態だったといいます。
以前のひなちゃんを撮影した2枚の写真からは、皮膚や毛が荒れているだけでなく、全身をぐったりとさせており、元気のない状態であることが分かります。
そんなひなちゃんが、ささきさんと暮らして完全室内飼いになった結果、どうなったかは…次の2枚をご覧ください。
本当に同じ猫かを疑ってしまうほど、見た目がきれいになった、ひなちゃん。
また、表情を見ると、どれだけささきさんの愛情を受け、幸せに暮らしているかが伝わってきます。
ささきさんは投稿を通して、「逆をいうと、猫を外に出すってことは、これだけボロボロになるかもしれない」と呼びかけ、猫たちの安全を願いました。
ひなちゃんのビフォーアフターは1万回以上拡散され、多くの人が猫との暮らし方について考えさせられたようです。
・すごい!愛情と環境で、こんなにも変わるんだ…。
・うちの子も元野良猫です。最初はボロボロだったけど元気になりました!
・それだけ外は危険と隣り合わせってことよね。もっと広まってほしい。
完全室内飼いに対して、一部からは「家に閉じ込めておくなんて、猫がかわいそう」という意見も。
しかし、そういった声に対して環境省は「飼い主が環境を整えて飼育すれば、猫は十分幸せに暮らすことができます」と説いています。
猫の安全を守り、命を大切にするのは飼い主の責務。世間の意識が変わることで、動物にとっても安全な社会になるといいですね。
[文・構成/grape編集部]