愛犬を泣く泣く手放したホームレスの青年 数日後、最高の展開が待っていた
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
動物保護施設で引き取る犬や猫の中には、飼い主がやむを得ない事情で飼えなくなったペットがいます。
2022年4月、アメリカのミシシッピ州にある『セナトビア・テート郡アニマルシェルター』に預けられた子犬も、まさにそんな1匹でした。
愛犬を手放したホームレスの高校生
ジェイダという名前のメスの犬は、まだ生後4か月の子犬で、飼い主は17歳の青年でした。
シェルターにやってきた青年は、スタッフのクリス・ロビンソンさんに「僕の犬を預かってもらえませんか」と尋ねます。
その時、シェルターには空きがなかったのですが、クリスさんは青年の事情を知り、ジェイダを預かることに決めました。
なぜなら…青年は橋の下で暮らしていて、ジェイダの世話をするお金がなかったのです。
ウェブメディア『The Dodo』によると、青年はジェイダのそばにドッグフードの入った袋を置いて、涙を流しながらシェルターを後にしたそう。
残されたジェイダは悲しみに打ちのめされたように、力なく床に寝転んでいました。
「青年と子犬を助けたい」という人が続々
このことに心を痛めたクリスさんがジェイダについてFacebookに投稿すると、2千回以上シェアされ、「彼らを助けたい」という声が続々と寄せられます。
そして数日後、「青年と子犬を一緒に我が家で預かりたい」という人が現れたのです。
こうして青年は、親切な人の家で再びジェイダと暮らせるようになりました。
このニュースには、「自分よりも犬の幸せを優先するなんて、優しい青年だ」「彼らが一緒に暮らせるようになって本当によかった」などの声が寄せられています。
シェルターには、彼らのために多くの寄付金が集まっているそう。青年はしばらく学業に専念し、ジェイダは健康診断など必要な医療ケアが受けられるということです。
数日ぶりに青年と再会したジェイダは、大喜びで彼に飛びついていたのだとか。
こんなにもお互いを大切に思っている飼い主と犬が、これからもずっと一緒にいられるといいですね。
[文・構成/grape編集部]