破壊された建物に取り残された猫 その1か月後? 「言葉にならない」
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「日傘よりいいかも…」 小学生が購入した『暑さ対策グッズ』がこちらなんでも、8歳の息子さんがある『暑さ対策グッズ』を身につけて登校したいと、エビふらいさんにお願いしているとのこと。

『お客様へ』 スーパーでみつけた貼り紙を、見ると…「笑っちゃった」「そういうことか」ぱんぽんた(myhome__since2022)さんは、訪れたスーパーで気になる貼り紙を発見したといいます。 トイレなどで見かける、精算済みではない品物を持ち込まないよう呼びかける、注意喚起の貼り紙だったのですが、よく見ると…?
2022年2月から始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、ウクライナでは多くの人が家を失い、住み慣れた町からの避難を余儀なくされています。
それは人間だけでなく、動物たちも同じ。その中には、飼い主とはぐれ、戦地に取り残されてしまったペットも多いのです。
破壊されたアパートに取り残された猫
ウクライナの首都であるキーウ郊外の都市・ボロディアンカも、ロシア軍の攻撃を受けました。
そのボロディアンカで破壊されたアパートの写真を見た人たちが、あることに気付きます。
壁が壊れてむき出しになったアパートの7階部分に、1匹の猫の姿があったのです。
SNSでは「あの猫を救出してほしい!」という声が上がります。しかし、猫がいるアパートはいつ崩れるか分からない状態で、人が立ち入るのは危険。
そこで、ウクライナで動物保護活動をしているユージン・キベッツさんが、地元の消防隊員らに協力を求めて、猫の救出作戦が行われました。
※動画はInstagram上で再生できます。
ドローンで猫がいる場所を確認した後、消防隊員らがはしご車を使って猫を助け出すことに成功!
猫はやせ細っていましたが、命に別状はありませんでした。
この猫の救出作戦には、多くの称賛の声が寄せられています。
・言葉にならない。ただ、涙と感謝の気持ちがあふれているよ。
・すごく感動した。あなたたちはヒーローだ。
・この猫の命を救ってくれて、本当にありがとう!
猫はメスで、助け出された後すぐに動物病院へ連れて行かれました。そこではキャットフードをもりもりと食べていたそうです。
今では元気になり、新しい家族と暮らしています。
海外メディア『Dailymail』によると、猫は1か月近くもこの破壊されたアパートに取り残されていたのだそう。
住んでいる人がおらず、食べる物もない状況で猫が生き延びられたのは、奇跡としかいいようがありません。
ウクライナにはこの猫のように、ある日突然、飼い主との穏やかな生活が奪われてしまったペットたちがたくさんいます。
1日も早く、ウクライナに平和な日常が戻ってくることを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]