くも膜下出血を発症した夫 10年後、紙に書いた言葉に「泣けてくる」
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冷蔵庫に貼ってある妻の『置手紙』 まさかの内容に「間接的な命令だ」「やるしかない」外出をする際に、留守番をしている人や後から帰宅する人に向けて伝言を残す、置手紙。 行き先や、いつ帰宅するかなどの情報を書くことが多いでしょう。ただ、人によっては置手紙で『願いごと』を書き記すこともあります。

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- 出典
- @HideOriko






oriko(@HideOriko)さんの夫は10年前、くも膜下出血を発症しました。
後遺症により、夫は身体を動かすことができず、気管を切り開いたために声を出すこともできません。
コミュニケーションを取ることが難しくなったのです。
しかし、10年もの間、懸命なリハビリを続けた結果、夫は文字を書けるようにまで回復。
orikoさんは、朝に夫が紙に書いてくれたひと言を見て、涙を流しました。
夫が紙に書いたのは、「幸せ」のひと言。
夫は、発症から10年間、orikoさんに支えられて暮らしていることに幸せと感謝を感じ、紙に書いて伝えたのでしょう。
orikoさんは、夫が書いた言葉を見て、「なかなか言葉を伝えることが難しい夫がこんな言葉を書いてくれるなんて…。こんな夫と夫婦になれて本当に幸せです」と振り返っています。
2022年6月現在、orikoさんの夫は、笑顔を浮かべることができるようになりました。
夫は、orikoさんと前を向きながら、今後も幸せに暮らしていくはずです。
くも膜下出血という重い病気に立ち向かい、多くの困難を乗り越えてきたのですから。
[文・構成/grape編集部]