「こんなにかわいい子が!」 『着ぐるみ』の中から出てきたのは…?
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
アメリカのミズーリ州にある動物保護団体『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』は、捨てられたり、虐待されたりしたほか、ケガをした動物たちを救う活動をしています。
『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』に、1匹のオス犬が預けられました。
その犬は伸びすぎた毛がべったりと固まり、かろうじて鼻先が見える状態で、強烈な悪臭を放っていました。
犬はクランチーと名付けられ、獣医の助手であるアシュリーさんによって全身の毛を刈る施術が行われました。
固まって汚れた毛を慎重に刈っていくアシュリーさん。
刈り取った大量の毛は、まるで犬の着ぐるみのような形になりました。
そして、分厚い毛の下からかわいらしい本来のクランチーの姿が現れたのです!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
このビフォーアフターの写真には、驚きと喜びの声が上がっています。
・あのぐちゃぐちゃの毛の下に、こんなにかわいい子が隠れていたなんて!
・やったね!この犬はついに自由になれた。
・この子は目が覚めたら、新たに生まれ変わったような気がするだろうね。
麻酔を打たれたクランチーは目覚めた後、かなり疲れてはいたものの、元気だったそうです。
ただ、固まっていた足の部分の毛が足に刺さり、痛みを与えていたため、安静が必要だといいます。
毛を刈った施術の1週間後には、クランチーは心身ともにかなり回復してきました。
最初は人を怖がっていましたが、アシュリーさんに抱っこされても平気なほど、心を開いてきた様子。
また、短い時間ですが遊ぶようにもなったといいます。
保護された時のクランチーは、伸びすぎた毛によって体の自由を奪われた状態でした。それ以外にも、何かつらい経験をしたのかもしれません。
『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』のInstagramにはすでに、「クランチーの里親になりたい」という多くの問い合わせが寄せられています。
新しい家族ができるのは、時間の問題でしょう。
まるで着ぐるみを脱いだように、つらい思い出も脱ぎ捨てて、クランチーはこれから出会うであろう家族に愛されて幸せに生きていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]