1匹の犬と出会ったホームレスの青年 1か月後、青年に『ある変化』が…?
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犬は人間を見た目で判断しません。
その人の性別や年齢、職業、着ている洋服や住んでいる場所も、犬にとって『愛することへの条件』にはならないのです。
1匹の犬がホームレスの男性の人生を変えた
2022年夏、フランスに住むコルゾーティさんが愛犬のソラを連れて、近所に散歩に出かけた時のことです。
ソラが、あるホームレスの青年の前で立ち止まりました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、青年の名前はブルーノさんといい、ソラはブルーノさんと目が合った瞬間、彼のほうへ駆け出したのだとか。
コルゾーティさんは反射的にブルーノさんに対する先入観から、ソラを引き止めてその場から立ち去ろうとしました。
ところがソラは呼んでも動こうとせず、『犬ならではの純粋な目』で彼を見つめていたといいます。
そして、ブルーノさんは満面の笑みを浮かべていました。
この時、コルゾーティさんは、ブルーノさんに対するソラの心温まる行動に感動したのだそうです。
「愛犬と見知らぬ人が、隣人を愛することについて教えてくれている」と悟ったコルゾーティさんは、貴重な教訓を教えてくれたブルーノさんに感謝したといいます。
その日以来、ブルーノさんとソラの交流は日課となりました。
日に日に深まっていくブルーノさんとソラの友情。
また、コルゾーティさんはブルーノさんに食事や衣類を提供するなど、社会復帰への手助けをするようになります。
コルゾーティさんはTikTokで、ブルーノさんとソラが交流する様子を共有し始めました。
最初の動画はなんと570万回以上再生され、彼らのほほ笑ましい交流に感動の声が上がります。
ところが、出会って約1か月後あたりから、ブルーノさんの姿が見えなくなったのです。
テントはあるものの、ブルーノさんはどこにもいません。ソラはさびしがり、コルゾーティさんは心配していました。
しかし、すぐに理由が分かります。
実は…ブルーノさんは路上生活から抜け出し、社会復帰を果たしていたのです!
動画の中で、コルゾーティさんはブルーノさんに、視聴者から多額の寄付金が寄せられたことを伝えています。
そのお金はブルーノさんがこれから経済的に安定した生活を送るための大きな助けとなることでしょう。
この最高の展開には「なんていい話だ。泣いてしまったよ」「誰かの人生を変えるってすごいことだよね」「この話を映画化してほしい!」などの声が上がっています。
なお、現在もブルーノさんとソラは毎週会って、一緒に遊んでいるそうです。
一時的に路上生活をしていたブルーノさんの心が、ソラとの交流で癒されたことは間違いないでしょう。
1人の青年の人生を変えた、1匹の犬との出会いは、多くの人たちを感動させました。
[文・構成/grape編集部]