ロッテ『スウィーティガム』の味の正体 公式に聞いたら実在するフルーツだった
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- 出典
- 株式会社ロッテ

1990年代にヒットした商品に、ロッテの『スウィーティガム』があります。
青や緑をベースとしたさわやかなカラーリングのパッケージを覚えている人も多いでしょう。
2000年代の半ばに販売は終了となりましたが、2021年から限定で一時的に復活し、話題になりました。
『スウィーティガム』はグレープフルーツのようなフレッシュな酸味が特徴でしたが、そもそもあれは何味だったのでしょうか。
気になったので、調べてみることにしました!
実在するフルーツだった!
株式ロッテの広報の人に、『スウィーティガム』はそもそも何味なのかを聞いてみたところ、以下の回答がありました。
『スウィーティガム』は果物であるスウィーティの味わいです。香料中にスウィーティの精油を使用しています。
筆者はいろいろな柑橘系の味をミックスして、『スウィーティ』という名前で販売していたのだと思い込んでいましたが、なんとスウィーティというフルーツがあるそうです。
調べてみたところ、スウィーティはグレープフルーツと、日本ではブンタンといわれるポメロの一種との交配種で、さっぱりとしたフルーツの香りと甘みが感じられる果物とのこと。
まさに『スウィーティガム』の味そのままですね。
グレープフルーツよりも酸味が控えめで、すっきりとした甘みがあるのがスウィーティの特徴だそうです。ガムを噛んだときのあのさわやかさは、スウィーティの精油ならではのものだったわけです。
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アメリカやイスラエルで多く栽培されていて、アメリカ産のものはオロブランコ、イスラエル産のものはスウィーティと呼ぶそうです。それぞれ呼び名は違いますが、どちらも品種は同じです。
日本ではなかなか売っているお店を見かけませんが、旬である冬になると、『コストコ』などで取り扱っているケースがあるようです。
もし売っているのを見つけたら、試してみるといいかもしれません。
ガムで親しんだあの味を、実際のフルーツで確かめてみるというのも面白い体験になりそうです。
『スウィーティガム』が生まれた経緯は?
スウィーティは日本人にとってあまりなじみがないフルーツですが、なぜスウィーティを使ったガムが生まれたのでしょうか。
同じくロッテの広報の人に聞いてみたところ、このような回答がありました。
1980~1990年代、ロッテでは国内であまり流通していない、食べる機会の少ないフルーツを手軽にガムで味わえるよう、さまざまなフルーツガムを開発していました。
そこで注目したのが、グレープフルーツに比べ酸味が少なく、甘さがあって食べやすいスウィーティで、当時の日本人の好みに合うと考え『スウィーティガム』を開発しました。
「珍しいフルーツをガムで体験してもらう」というコンセプトは、当時としてはかなり斬新な発想だったのではないでしょうか。
当時ロッテには、『アセロラガム』や『マンゴスチンガム』『マスカットガム』などもありましたが、これらも同じ取り組みの中で生まれた商品なのだそうです。
ロッテのガムで、アセロラやマンゴスチンの存在を知った人もいるかもしれませんね!
当時はまだスーパーで見かけることも少なかったフルーツを、ガムというかたちで広く知らしめた功績は意外と大きかったのかもしれません。
『スウィーティガム』の出荷数は地球5周分!
『スウィーティガム』は1994~2006年頃まで販売されていました。
当時の反響をロッテの広報の人に聞いたところ、こんな回答が!
『スウィーティガム』を発売したことで、このガムを通して、スウィーティの味を知ったお客さまも多かったようです。
若者を中心に多くの人に愛され、大ヒット商品となりました。
ちなみに、これまでみなさまに食べていただいた『スウィーティガム』を1枚1枚つなげた長さは、なんと地球5周分以上(※)です!
※ロッテ『スウィーティガム』累積出荷数より算出
確かに当時はみんな『スウィーティガム』を食べていたな…と思ってはいましたが、まさか地球5周分以上に相当するとは驚きです。
約12年間にわたって販売されたロングセラー商品だったことを考えると、その数字にも納得できます。それだけ多くの人に日常的に手に取られていたということでしょう。
ロッテのヒット商品では、『コーヒーガム』が復刻して話題になっています。
スウィーティガムは現在オンラインショップで購入できるので、久しぶりにかんでみると、懐かしい味に思わず涙するかもしれませんね。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]