おやつに里芋を出した祖母 『オシャレな食べ物』に憧れていた孫はつい? 「切なくて、ギュッとなる」
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「わぁああ!ロウソクが倒れた!」 慌てて火を消すと?「買っておいてよかった」お盆や年末年始などに、祖父母の家に顔を出す人は多いでしょう。祖父母の家には、先祖を祀った、仏壇が置かれていることがあるかもしれません。漫画家の岡野く仔さんは、1人の女性が、母親を連れて祖母の家を訪れた際のエピソードを漫画に描きました。
- 出典
- kanakobiwa






エッセイ漫画を中心にInstagramで作品を公開している枇杷かな子(kanakobiwa)さんは、大好きな祖母との思い出を描きました。
祖母は孫である枇杷さんのことをとてもかわいがっており、学校から帰るといつも一緒に過ごしていたそうです。
ある日、家に友達を招いた枇杷さんは、祖母におやつをお願いしますが…。
友達の家で食べる、『ちょっとオシャレなおやつ』に憧れていた、枇杷さん。
しかし、祖母が出したのは、小さなサトイモを蒸してそのまま食べる『きぬかつぎ』という素朴なものでした。
祖母は、孫やその友達がおいしく食べられるものをと考え、おやつを用意してくれたのでしょう。
友達の手前、「プリンだったらよかった」といってしまう子供心や、祖母の包み込むような優しさが、温かくもちょっぴり切ない気持ちにさせる、エピソードですね。
投稿には、共感や感動する声などが相次ぎました。
・何回読んでも涙が出ます。空の上のおばあちゃんに会いたくなりました。
・懐かしい気持ちになりました。「きぬかつぎ、おいしかった」ってちゃんと伝えたのが、えらいです。
・心臓がギュッとなりました。おばあちゃん子だったから、余計に泣ける。
・友達の前でオシャレなものを食べたい気持ち、分かる!2回目にチョコを出してくれたおばあちゃん、優しい。
大人になってから振り返ると、自分が受けてきた愛情の大きさに改めて気付くことがあります。
枇杷さんのエピソードを通して、多くの人が大切な人を思い浮かべたのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]