『骨折した祖母』のため孫がコーヒー豆を挽いたら 後日、届いたメールに心温まる
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女優であり、1児の母親でもある有澤晴香さんが、2019年5月3日にブログを更新。母親から届いたメールの文面を公開しました。
母から届いたメール
3月ごろのある日、母親から「左手を骨折した」との連絡を受けた有澤さん。
話を聞くと、母親は近所へ買い物へ行こうとしたところ、自宅付近のこのような側溝で転んでしまったそうです。
母親が見た際には、側溝のフタがズレて、段差ができていたとのこと。
転んだ拍子にその段差へ手を勢いよくぶつけてしまったのか、起き上がった時には左手首に違和感が。病院で診てもらったところ、左手首の骨折で全治3か月と診断されたのでした。
頭や足など、より大変な場所を打たずに済んだことを「不幸中の幸い」と思った有澤さん。
しかし、片手しか使えない生活は大変です。急いで実家へ向かうと、有澤さんは母親の髪を洗う手伝いをしたり、食事を作り置きしたりしました。
父親も健在なため、ある程度のことはカバー可能。ですが、いままで「普通」だったことが急にできなくなった母親にとって、不便なことは山のようにあったのです。
祖母の家でさまざまな体験をする孫
頻繁には実家に帰れないものの、時には3歳の息子さんを連れて手伝いに行くことも。
普段とは違う環境の中で、息子さんは庭の花に水をあげたり、ホウキで掃き掃除をしたりとさまざまな体験をしていました。
中でもお気に入りはコーヒーの豆挽き!コーヒーミルのハンドルを回して、「いい香り~」と楽しんでいたそうです。
遊び感覚で息子さんは手伝っていましたが、有澤さんの母親は大喜び!
後日、有澤さんのもとに母親から次のようなメールが届きます。
「孫の挽いたコーヒーを飲み、娘の作ってくれたスコーンを食べられる幸せ」をつづった母親。メールの文面から、深い感謝の気持ちが伝わってきます。
不幸なことがあった時ほど感じられる、身近な人々の温かさ。助けられた時に感じたことをきちんと伝えようとするメールに、有澤さんも胸を打たれたことでしょう。
家族であっても、助け合うことは決して「当たり前のこと」ではありません。
感謝の気持ちを言葉で届けることの大切さを、改めて感じることができますね。
[文・構成/grape編集部]