ピンホール原理を定規で!? 現代人の目を助けてくれる『メガミエ』
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赤ちゃんを連れてとある飲食店のトイレに行くと… 母親が困惑したワケに「これ、本当に焦る」赤ちゃんを連れて外出する際に対応に困るのが、オムツの交換。我が子が急に『おもらし』をした時、「安心して駆け込める場所が近くにあってほしい」と思う親はきっと多いでしょう。漫画家であり1児の母親の、はむら芥(@hamurakai0217)さんがXで公開した、実体験をもとにした4コマ漫画が話題になっています。
日常生活のさまざまなシーンで、ちょっとピントが合わずに目を細めてしまうことはありますよね。
視力の低下だけでなく、スマホやパソコンの使用で一時的に目が疲れてピントが合わないことも少なくないはず…。
筆者を含め、目の疲れに悩める現代人を助けてくれるものはないか…と思い調べたところ、見つけたのが『メガミエ』!
ポップなパッケージに踊る『ハッキリ見えるピンホール定規』のキャッチコピーの通り、ふとした瞬間に役立つアイテムなのだとか。
気になったので、早速購入して使ってみることにしました。
見た目は至ってシンプルな同商品。学生や社会人が気兼ねなく使えるデザインで、文房具箱に入っていても悪目立ちすることはないでしょう。
普通の定規として使えるのはもちろんですが、同商品のセールスポイントは文字通り、目がよく見えること。
上記のパッケージに書いてあるシーンは身に覚えがありすぎて、思わずうなずいてしまいます。
なぜ定規1つでよく見えるようになるのかといえば、定規にプリントされた小さな穴が大きなポイントだそうです。
いわゆる『手で作った筒を覗くと、遠くの景色が見やすい』という現象に着目しています。
これは『ピンホール原理』といって、実は確かな根拠があるようです。網膜に届く光を小さな穴を通して絞ると、焦点が合いやすくなるのだとか。
そのため、定規側面にプリントされた小さな穴を覗けば、目のピントが合うというわけです。
実際に定規の黒い部分を目に近付けて見たところ、本当に見やすくてビックリ!
筆者は近視と乱視が強く、メガネを外すと手元10cmでも文字が見えなくなります。
ところが『メガミエ』を通して周りを見てみると、目を細めずとも1m先の大きな文字が読めました。
開発者の永盛敬将さんによると、『メガミエ』を開発したきっかけはご自身の経験によるものだといいます。
学生時代にメガネを買ったはいいものの、勉強を続ける中でどんどん目が悪くなっていくと、結局わずかな間で度が合わなくなってしまったという永盛さん。
そんな当時の不便さを振り返り、授業中でも机の上に置いていて違和感のない定規を選択したのだそうです。
開発時にアンケートを募った際は、「プロジェクター資料などが見づらい」というお悩みも寄せられたとのこと。
そこで、ピンホールの穴を大小2種類で印刷。部屋の明るさや個人の好みで使い分けられるようになっています。
大きくお金をかけて解決するまでもない、ちょっとした日常の困りごと。
とはいえ、ストレスはチリも積もると大変なので、『メガミエ』の力で目の悩みだけでも解消してみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]