里親募集中の保護犬 家族が決まらなかった理由に、誰もが納得
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小学生を見送る秋田犬 家の中から見た姿が?「差がえぐい」「そうなってたんかい!」学校に行く小学生との別れのワンシーン。感動的な光景の裏側が…!?
「土佐犬ですか?」と言われた犬 その姿が?「これは仕方ない」「絶対強いわ」よく犬種を間違われるという犬。実際の姿を見たら納得してしまいます!
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クリスマスが近付く2022年12月上旬、アメリカのテキサス州にある動物保護施設『パサデナ・アニマルシェルター』が里親探しの譲渡イベントを開催しました。
そのイベントに参加した1匹の犬が話題になっています。
犬の名前はガーティ。3歳のメス犬のガーティは、同年6月にこのシェルターに保護されました。
それから半年間、ガーティは里親が決まらず、気が付けばもっとも長くシェルターにいる犬の1匹になっていました。
誰にでも愛想がよく、かわいらしい性格なだけに、シェルターのスタッフは、なぜガーティに里親が決まらないのか分からなかったようです。
譲渡イベントで保護犬が出会ったのは?
イベント当日、会場を訪れていた男性がガーティを見て「この犬に見覚えがあるぞ」と思ったといいます。
教会の牧師である男性は、すぐに知り合いの家族に電話をかけました。
電話の相手はいつも教会を訪れている家族で、1年以上前に愛犬がいなくなり、ずっとさびしがっていたのです。
知らせを受けた家族はすぐに譲渡イベントの会場に向かいました。
そして彼らは、ガーティを見て驚きます。
それは、1年半前に行方不明になった家族の愛犬のクッキーだったのです!
家族は嬉し涙を流し、クッキーはしっぽをブンブン振って飼い主さんとの再会を喜んでいたそうです。
『パサデナ・アニマルシェルター』がこの出来事をFacebookで紹介すると、たくさんの祝福の声が寄せられました。
・お帰り、クッキー!嬉しくて涙が出たわ。
・なんて素晴らしい再会だ!鳥肌がたったよ。
・クリスマスの奇跡だね。再びお互いを見つけられてよかった。
海外メディア『People』によると、クッキーは2021年6月に家から逃げ出したまま、行方不明になったそうです。
家族は何か月間も必死でクッキーを探し続けました。近所の家を訪ねて回り、チラシを配って目撃情報を募り、いくつもの動物保護施設にも問い合わせましたが、クッキーは見つからなかったといいます。
飼い主さんは「私たちは高価なプレゼントを買うお金があまりないのですが、もし高価なものを買えたとしても、クッキーがいてくれる喜びには勝りません」と話しています。
この日の譲渡イベントに参加したおかげで、家族と再会できたクッキー。
人懐っこいクッキーに半年間も里親が決まらなかったのは、再び家族と会うためだったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]