乗客に『あるもの』を見せたくなった機長 上空で、予定外の旋回をした結果…?
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
飛行機での移動中は天候などによって、予期せぬハプニングが起きることは珍しくありません。
特に上空で通常の運航と違う動きがあると、乗客にとっては不安を感じることもあるでしょう。
しかし、ある旅客機に乗っていた乗客たちは、飛行中の『予定外の出来事』に大喜びしました。
上空で予定外の『旋回』をした旅客機
2023年2月26日、フィンランドの航空会社『フィンエアー』の488便は、クーサモからヘルシンキまで順調に運航していました。
すると上空で、パイロットが予定外の旋回をすることに決めたのです。
その理由は…乗客全員に美しいオーロラを見せてあげるため!
こうして乗客たちは窓から見事なオーロラを楽しむことができました。
※投稿の画像をクリックしてご覧ください。
民間航空機の追跡サイト『Flightrader24』のTwitterに投稿された、フィンエアー488便の飛行経路の画像には、小さく旋回した跡がはっきりと写っています。
この飛行機に乗っていた乗客たちは、窓から撮影したオーロラの写真をそれぞれのTwitterでシェア。
Kirsi Komiさんは「乗客全員が魔法を楽しめるように、予定外の360度の回転をしてくれた機長に感謝します」とつづっています。
また、同じ便に乗り合わせたTuomo järvinenさんは、「機首からの眺めです。ちゃんとしたカメラをもっていなかったのが残念だよ」と見事なオーロラの写真を共有しました。
乗客たちがシェアしたのはスマートフォンで撮影したと思われるオーロラの写真ですが、それでも十分に美しさが伝わりますね。
この光景を目の前で見られた人たちは、どんなに感動したことでしょう。
北欧のフィンランドはオーロラが見られる場所として有名ですが、オーロラは毎日必ず決まった時間に現れるわけではありません。
有料のオーロラ鑑賞ツアーに参加しても、見られるかどうかは運次第といわれます。
パイロットの機転のおかげで、幻想的なオーロラを堪能したフィンエアー488便の乗客たちはラッキーでしたね!
[文・構成/grape編集部]