ロサンゼルスの写真家 マイク・ケリーが撮る「1日分の空」 飛行機を重ねた作品が美しすぎる
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「暁を全身に受けている」 朝焼けの写真、よく見ると? 「最高」「かっこいい」風景や建物、乗り物など幅広い写真を撮り、Xに投稿している、ハスカップ07(@haskap1017)さん。夜明けに撮影した写真を公開したところ「奇跡の写真」「なかなか出会えないショット」といった声が寄せられ、話題となりました。

「あまりにも美しくて涙が出た」 上空からの絶景に「SF映画の宇宙基地じゃん」旅先での景色を撮影している、はるはら(@haruhara_kun)さん。 公開したある絶景に、16万件もの『いいね』が寄せられています。
- 出典
- Mike Kelley






アメリカのロサンゼルスを拠点に活動する写真家のマイク・ケリーさん。
世界各国の空港を巡る彼は、ライフワークとして、こんな写真を撮影しています。
す、スゴい迫力です!!!
実は、この写真は合成されたもので、簡単に言うと次のような手順で撮影されているそうです。
すると、このような飛行機が隊列を組んで飛んで行くような作品になるのです。
「1日分の空」を1枚に凝縮する撮影手法
同じ構図のまま何時間もシャッターを切り続け、その日に離着陸したすべての飛行機を1枚の画像に重ねることで、現実には決して見られない光景が生まれます。空の色や雲の流れも時間ごとに変化するため、合成後の作品には朝から夜にかけてのグラデーションが自然と刻まれるのです。
この写真を見た多くの人が、驚きと感嘆の声を上げています。2014年に投稿された作品「Wake Turbulence」はSNS上で爆発的に拡散し、世界の主要メディアにも取り上げられたとのこと。
世界各国の空港で撮影された作品たち
マイクさんは、同じ手法を使い、世界各国の空港で写真を撮影。加工した作品を、Facebookで公開しています。
撮影地ごとに空の表情や機体の種類が異なり、同じ手法でもまったく違う雰囲気の作品が仕上がっているのが見どころです。
フランクフルト空港(ドイツ)
フランクフルト空港の滑走路07Cから飛び立つ機体が、嵐の端をかすめるように上昇していく様子が収められています。荒天の空を背景に機体が連なる光景は、晴天時の作品とはまた異なる緊張感があります。
フランクフルト空港(ドイツ)
ミュンヘン空港(ドイツ)
ミュンヘン空港(ドイツ)
ミュンヘン空港の作品では、早朝に着陸する機体が次々と滑走路08Rへアプローチする様子が記録されています。マイクさんは投稿の中で「ミュンヘンはA340の首都と言えるかもしれない」とコメントしており、特定の機種が集中する空港ならではの特徴が作品にも表れているようです。
アムステルダム空港(オランダ)
アムステルダム・スキポール空港の「ポルダーバーン」と呼ばれる滑走路18Rへの着陸シーンを収めた作品です。KLMオランダ航空の747や、すでに退役したマーティンエアのMD-11など、時代を感じさせる機体が並ぶ貴重な記録にもなっています。
羽田空港(日本)
日本の羽田空港では、「世界でも有数の多忙な空港」として1日分の離陸機をすべて収めた作品が公開されています。無数の機体が空に折り重なるように並ぶ姿は、世界の中でも特に密度の高い1枚だそうです。
「airportraits」と名付けられた、これらのシリーズは写真集にもなっています。
シリーズ名の「airportraits」は「airport(空港)」と「portraits(肖像)」を組み合わせた造語で、各空港の個性を1枚の写真に凝縮するというコンセプトが込められています。マイクさんはFacebook上でシリーズ完成を発表し、多くのファンから喜びの声が寄せられました。
決して、肉眼では見ることのできない壮大な飛行機の群れ。
本当に『紅の豚』の世界に、引き込まれてしまったかのような錯覚が楽しめる、素晴らしいアート作品ですね。