スーパーで『ちらし寿司』を買った高校生 秘密の雛祭りを開催したワケに「友情に泣いた」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @kyoko_yuge
ひな人形を飾る、3月3日の『ひな祭り(桃の節句)』。
五月人形を飾る『こどもの日(端午の節句)』が男の子の行事として定着していることもあり、ひな祭りでは、多くの家庭で女の子が主役となります。
食卓にちらし寿司やハマグリのお吸い物などが並ぶ、楽しみなイベントの1つですよね。
男子高校生の願いをかなえた、ひな祭り
「ひな祭りのこの日、何年経っても思い出すんだ」
そんなコメントとともに、漫画家の弓家キョウコ(@kyoko_yuge)さんがひな祭り当日、高校時代の思い出をTwitterに投稿。
高校生だった当時、身体の性別が男性である友達が、弓家さんにだけ「女の子になりたいんだ」と打ち明けてくれたといいます。
「妹のひな人形がうらやましかったけど、いえなかったんだ〜」
※写真はイメージ
そう友達から聞いた弓家さんは、いてもたってもいられません。2人だけでこっそりと、ひな祭りを開催することにします!
友達を自宅に招くと、自分の制服を貸して、ひな祭りらしさがあふれるちらし寿司と、ケーキを食べて楽しくお祝いをしたのでした。
小規模なスーパーマーケットで購入した、ちらし寿司の酢飯が固かったのも思い出の1つ。
高校を卒業してから、2人は連絡を取らなくなってしまったものの、「どこかで今日、その子がこっそりではなく、楽しく過ごせているといいなと願っている」と弓家さんは思っています。
自分の希望をいい出せず、男女で分けられるイベントで、悲しい思いをしている人たちは一定数いることでしょう。
ひな祭りのエピソードに、多くの人が心を揺さぶられています。
・泣いちゃった。ひな祭りがしたい子、全員を祝ってあげたい。
・笑ったり、揶揄したりせず、一緒に幸せを願ってくれる人って素敵。
・2人とも抱きしめたくなりました。その子が自分らしく生きられているといいですね。
2023年現在も、心の性別をカミングアウトすることは、当事者にとって精神的負担が大きいものです。
より自由にイベントを楽しめるような雰囲気が、社会に広まるといいのかもしれません。
書籍発売中!
弓家さんは、書籍『主夫をお願いしたらダメですか?』を発売中。
夫に家事と育児を任せた結果、家族を見つめなおすこととなった体験を漫画化したものです。
単行本と電子書籍で発売されているため、興味がある人はこちらもご覧ください。
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Twitterのほか、Instagramでもエッセイ漫画を公開しているので、もっと読みたい人は覗いてみてくださいね。
Twitter:@kyoko_yuge
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[文・構成/grape編集部]