『チコちゃんに叱られる!』で発覚 「おだいり様とおひな様」日本人の大半が誤解していた本当の意味
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- 出典
- チコちゃんに叱られる!






3月3日は、ひな祭り。女の子の健やかな成長を願うために行われるひな祭りは、日本の伝統的な風習の1つです。
しかし、そんなひな祭りについて、日本人の多くがある誤解を抱いていることが発覚しました。
ネット中が騒然とした『誤解』
2019年3月1日放送のバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』(NHK)では、ひな祭りに関するこんな質問がゲストに投げかけられました。
『おだいり様』と『おひな様』って、誰?
この日の放送回のゲストの1人、フリーアナウンサーの加藤綾子さんは「その時代の、権力を持っているお偉いさん」と回答。
また、街頭インタビューでは、ひな飾りの中でメインとなる2体の「男性がおだいり様で、女性がおひな様」という回答も出ています。おそらく、日本人の多くが同じ認識でしょう。
しかし、その後VTRで紹介された質問の答えは、視聴者の多くを驚かせるものでした。
ひな壇にいる人形全体を指して『おひな様』といい、その中でも、上段に座っている一対の人形を『おだいり様』と呼ぶという事実に、視聴者は騒然。ネット上には「知らなかった!」という声が寄せられました。
毎年ひな飾りを飾ってきた人でも、この事実は初耳だったというケースが多かったようです。「男性がおだいり様、女性がおひな様」という認識が、それほど広く浸透していたということですね。
ひな祭りの誤解は、なぜうまれたのか
なお、「おだいり様とは、誰なのか」という質問に対する、大妻女子大学の是澤博昭准教授の解説は下記の通り。
つまり「おだいり様」とは特定の人物の名前ではなく、天皇の御所である「内裏」に由来する呼び名だったわけです。上段の2体はそろって「おだいり様」であり、どちらか一方を指す言葉ではないとのこと。
続けて、日本人の間に今回のような誤解が広まった理由について、是澤准教授は「あくまでも推測」と前置きした上で、こう説明しています。
2番の歌詞というのは「おだいり様とおひな様、2人ならんですまし顔」というもの。
歌詞を読んだ人の多くが、男性の人形がおだいり様で、女性の人形がおひな様と誤解してしまうのも納得の歌詞です。
作詞家・サトウハチローさん自身も後悔していた
作詞を担当したサトウハチローさんの息子によると、当時、サトウハチローさん自身は歌が広まった後に歌詞の誤りに気付いた様子で、子どもたちが『うれしいひなまつり』を聴くのを嫌がっていたのだそうです。
誰もが口ずさめるほど親しまれた曲だからこそ、誤解もそれだけ深く根付いてしまったのかもしれません。
しかし、すでにひな祭りには欠かせない1曲になってしまっている『うれしいひなまつり』。
これ以上、勘違いする人が増やさないためにも、『チコちゃんに叱られる!』で発覚した真実を広めていきたいものですね!
[文・構成/grape編集部]