森の中で迷子になった男の子 発見された時、そばに寄り添っていたのは…?
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好奇心おうせいな幼い子供は、ほんの少し目を離したすきにいなくなってしまうことがあります。
アメリカのニュージャージー州に住む4歳のパーカーくんも、自宅からふらりと外へ出て行き、行方不明になってしまいました。
森で迷子になった男の子に寄り添っていたのは
息子が家にいないことに気付いた両親はすぐに警察に知らせ、捜索が始まりました。
パーカーくんが家を出てから約1時間が経っていましたが、幼い子供の足ではそんなに遠くには行っていないと思われます。
警官と両親は、子供が行きそうな近所の森の中を探していました。
その時、イアン・エミ隊員とパーカーくんの母親が、遠くのほうから子供の泣き声のような音を聞いたのです。
彼らは急いで声が聞こえた方向へ向かいますが、そこはたくさんの木が生い茂る森の中。見通しは悪く、子供を見つけるのは簡単ではありません。
すると次の瞬間、犬の鳴き声が聞こえたのです!
鳴き声がする方向へ彼らが走り出すと…。エミ隊員のボディカメラの映像がこちらです。
パーカーくんを発見!
彼は1人で家を出たのではなく、愛犬であるラブラドールレトリバーのトビーくんも一緒だったのです。
人の気配を感じたトビーくんは、「ここにいるよ!」というように吠えて、自分たちの居場所を知らせたのだと思われます。
そのひと声のおかげで、エミ隊員たちはすぐに彼らを見つけることができました。
母親に抱かれたパーカーくんは「靴を片方失くしちゃったの」と泣いていましたが、ケガもなく無事だったそうです。
彼らが見つかった場所は自宅から約1kmも離れていたのだとか。
夕方で暗くなり始め、気温も下がってきていたため、遅くなればなるほど発見するのは難しくなっていたはずです。
ニュージャージー州警察が投稿した動画には「愛犬が彼をずっと守ってくれたんだね」「この犬に勲章をあげて!」など、トビーくんへの称賛の声が上がっています。
母親に抱かれるパーカーくんのそばで、トビーくんはしっぽを振って大興奮!見つけてもらえたことを喜んでいるように見えます。
きっと誰もが想像するように、トビーくんは家を出てからずっとパーカーくんから決して離れずに守っていたのでしょう。
頼れる犬のボディガードのおかげで、パーカーくんが無事に保護されてよかったですね。
[文・構成/grape編集部]