切れた乾電池を『ちょっと復活させる裏技』 「助かった」「手軽にできる!」
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懐中電灯やリモコンなどの急な電池切れ。「ちょうど使いたかったのに…」と困ったことはありませんか。
すぐに新しい電池と交換できるのがベストですが、「今は買いに行けない!」という時に使える応急処置を2つご紹介します。
電池を手で温める
最初に紹介する方法は至ってシンプルで、電池を手で握って温めるというものです。
数分間、手で握って温めると、途絶えていた電気が流れやすくなり一時的に復活するそう。
実際に取り換え時期がきたリモコンの電池を温めてみます。
3分ほどぎゅっと握ってみましょう。
握り終えた後、ライトでチェックしたところ、10分ほど点灯できるくらいまで復活しました!
手が冷たい人や寒い場所にいる時は、乾いた布などで擦って温めてもOK。
熱を加えたいからといって、お湯に浸けたり火で温めたりするのは危険なので、絶対にやめましょう。
この方法は電池が切れて間もないタイミングで実践するのがおすすめ。残りわずかの電流を温めて使い切る気持ちで、なるべく早めに電池を交換しましょう。
電池の両端を拭く
2つ目は、電池の両端を拭く方法。乾いた布でプラスとマイナスの部分を拭いてみましょう。
小さなゴミや手垢などを取り除くことで、阻害されていた電流の通りがよくなります。
実はまだまだ使える電池でも、端子部分が酸化していたり目に見えない汚れが付着していたりすると、電池切れの状態に陥ってしまう模様。
災害時などは、服で擦ってみてもいいかもしれません。
汚れを拭き取る方法は、手で温めても復活しなかった電池や、しばらく使っていなかったものに最適です。
また、使用頻度の低い製品に使う電池はラップに包んだり、チャック付きの袋に入れたりといった工夫も効果的。電池の酸化を防止して、長持ちさせることができますよ!
電池は周囲の湿気などが原因で劣化してしまうのだとか。長期間使わない電池は、高温多湿の場所を避けて保管しておきましょう。
電池が思いがけず切れてしまい、すぐに交換できない時は『温める』と『擦る』の2つの方法をやってみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]