女子トイレの順番待ちをしていた親子 ヘルプマークをつけている女性に声をかけたところ?
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- 出典
- kei_mio
駅や商業施設などに設置されているトイレは、時間帯によって順番待ちの長い列ができることも珍しくありません。
たんこ(kei_mio)さんが子供とともに訪れた商業施設でも、休日ということもあってか、女子トイレでは複数の人が順番待ちをしていました。
商業施設のトイレで様子のおかしい女性 声をかけると?
列に並んでいる間、様子がおかしい女性が目に留まった、たんこさん。女性は、そわそわと落ち着きがない様子で、しきりに順番待ちの列を確認していたといいます。
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難病や内部障害など、外見からは分からない疾患を周囲に知らせるヘルプマークを身につけていた女性。
話を聞くと、女性は指定難病の潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)を患っていたのでした。
下痢や血便といった症状をともなう、潰瘍性大腸炎を患う人の中には、排便の切迫感や便もれに悩んでいる人もいるといいます。
たんこさんもまた、指定難病を患っており、配慮や援助を視覚的に伝えるというヘルプマークの役割も知っていたため、助けを求める女性に気付くことができました。
しかし、中にはヘルプマークの意味を知らない人もいることでしょう。また、どんな助けが必要かまでは、ヘルプマークからは分かりません。
「どんな疾患なのかが分かる、マークが付けられればいいな」とも漫画の中で、つづっていた、たんこさん。
その呼びかけや、ヘルプマークをきっかけにしたやり取りに、多くのコメントが寄せられました。
・疾患を抱えていることが周囲に分かりにくいからこそ、伝えるためのヘルプマークなのに、どう手助けが必要なのかは分かりにくい。その気持ち、分かります。何系の疾患か、マークがあればいいですよね。
・不勉強でこの女性のような人がいらっしゃることを、今回初めて知りました。いろいろな周知で、みんなが暮らしやすい世の中になることを願います。
・自分に余裕がないと、こうした声かけはなかなかできないです。
また、寄せられているコメントの中には、ヘルプマークをつけていることで、冷たい目で見られたり、心ない言葉をかけられたりしたという報告も。
具体的な疾患が分かると、相手が求める助けも分かりやすいというメリットは確かにあります。
一方で、それはつまり、自分の身体の危険な部分を知られることにもつながるため、「恐ろしい」という意見もありました。
助けを求める人の存在に気付き、必要であれば自ら声をかける姿勢は多くの人が持つべきでしょう。
また、お互いに気遣うことができれば、ヘルプマークを身につけることで不便を感じる人はいないはずです。
しかし、実際にヘルプマークを身につけている人を狙って、悪意ある行為を働く人がいることに、憤りを感じずにはいられません…。
誰もが生きやすい社会を作るためには、まずは私たち一人ひとりの意識をもっと変えていく必要があると思わされます。
[文・構成/grape編集部]