天国へ旅立つ赤ちゃんへのドレス『エンジェルガウン』必要とされないよう祈る
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「日傘よりいいかも…」 小学生が購入した『暑さ対策グッズ』がこちらなんでも、8歳の息子さんがある『暑さ対策グッズ』を身につけて登校したいと、エビふらいさんにお願いしているとのこと。

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『エンジェルガウン』とは、この世に生を受けながら、一度も病院から家へ帰ることができないまま天使になった赤ちゃんに着せてあげるためのドレスのこと。
エンジェルガウンはウエディングドレスから作られることが多く、その理由は「赤ちゃんが天国でも幸せに過ごせますように」という願いが込められているからだと言われています。
自分のウエディングドレスでエンジェルガウンを作った女性
アメリカのケンタッキー州に住むジャスティさんは、自分のウエディングドレスをエンジェルガウンを制作している会社に送りました。そして後日、送られてきたエンジェルガウンの写真を自分のFacebookに投稿。そこにはこんなメッセージが添えられていました。
ジャスティさんのウエディングドレスから作られたかわいらしいエンジェルガウン。彼女のこの写真は、メディアに取り上げられたことをきっかけに多くの人の目にとまりました。そして、この写真をきっかけに初めてエンジェルガウンというものがあることを知ったと言う人も多かったようです。
海外ではエンジェルガウンを制作している会社がたくさんあります。ウエディングドレス以外のドレスもエンジェルガウンにリメイクすることが可能だということです。
「2,3年前に、ある女性が自分のウエディングドレスでエンジェルガウンを作ったというニュースを見たんです。私も自分のドレスがクローゼットの奥につるされたままになっていたので、これを必要としているご家族の助けになればと思って。」
のちにメディアのインタビューを受けたジャスティさんはこう話しています。
彼女の投稿がきっかけでエンジェルガウンについて知った人の中には、自分や家族のドレスを寄付したいという人もいるようです。たとえ短い時間だったとしても祝福されて生まれてきた尊い命。最後は美しいドレスに身を包んで旅立たせてあげたい。1着1着にそんな思いが込められたエンジェルガウン。
しかし願わくは、ジャスティさんの言う通り、これらの可愛らしい小さなドレスが必要とされる機会が訪れないことを祈るばかりです。