高校生「そういう活用術があるのか…」 ChatGPTの新しい使い方とは?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
アメリカのOpenAI社が開発したAIによるチャットサービス、『ChatGPT』。
まるで人間とやり取りしているかのように、自然な会話ができることで話題になりました。
『ChatGPT』は投げかけられた質問に対し、精度の高い答えを教えてくれることもできます。
しかし精度が高いといっても、2023年5月現在の『ChatGPT』は、必ずしも間違いのない完璧な内容を導き出せる状態ではありません。
誤った知識だったり、文法が不適切だったりと、大なり小なり間違いを含んだ文章で答えてしまうこともあります。
そんな『ChatGPT』の間違えることもあるという特性をうまく活用した例を、高校生の常盤仙渓(@IBARAKIhyakuri)さんがTwitterに投稿し、話題になっています。
高校生「そういう教育への活用術があるのか…」
常盤さんが学校で受けた社会科のテストで、このような問題が出されました。
「これは『ChatGPT』で出力した江戸末期の説明文です。この文章で間違っている部分を見つけ、修正しなさい」
説明文は複数行あり、『ChatGPT』で出力した文章に手を加えることなく出題されていました。
文章の内容は、一見すると正しいように思えても、よく見ると時系列や人物名が間違っているというもの。
常盤さんは「しっかり学習しないとわからない問題。読解力と知識力が必要になる」と感想をつづっています。
※写真はイメージ
さらに常盤さんは「『AIはこのような間違った文章を出す』という教訓にもなる」とコメント。
出題した先生に対しては「尊敬を通り越して畏怖しました」と敬意を表しています。
常盤さんが投稿した『ChatGPT』の活用法について、SNS上では「なるほどなー!これは賢い使い方」「めっちゃ脱帽した」などの感想が。
さらに現役の学生からは「うちの学校では出さないでほしいなあ」といった声もありました。
今後ますます発展していくといわれている、AI分野。
上手な付き合い方を見つけて、日々の暮らしに役立てたいですね!
[文・構成/grape編集部]