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8度目のノミネートで初の快挙!小澤征爾がグラミー賞を受賞!

By - grape編集部  公開:  更新:

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2016年2月15日(日本時間16日)に、ロサンゼルスで「第58回グラミー賞」授賞式が行われました。

世界最高峰の音楽の祭典ともいわれるグラミー賞で、最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞したのは、指揮者の小澤征爾さん。

8度目のノミネートで、初の受賞となりました!

受賞した作品は、小澤さんが指揮されたオペラ「Ravel: L’Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」

2013年8月に長野県松本市で開催された、音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)で日本のオーケストラ、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏を収録した作品でした。

2012年より活動を休止していた小澤さんでしたが、この作品で約50分ものオペラを指揮し、約1年半ぶりの活動再開となりました。また、小澤さんにとってラベル作品のオペラは、初の録音だったそうです。

小澤さんは今回の受賞について、セイジ・オザワ松本フェスティバルのサイトで、次のようにコメントされていました。

この「子どもと魔法」は僕の大事な仲間であるサイトウ・キネン・オーケストラとすばらしい歌い手たちと創った作品で彼らのお陰で、充実した練習と公演ができてとても楽しかった。それが松本のフェスティバルの力なのだと思う。たいへんうれしく、みんなとこの作品を創れたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです。

セイジ・オザワ松本フェスティバル ーより引用

今までに何度となくノミネートされてきた、小澤さんの素晴らしい作品の数々。

過去のノミネート作品が海外録音であったのに対し、今回受賞した作品が日本で録音されたものだということも、嬉しさの一因になっているかもしれません。

日本の偉大な指揮者による音楽が、世界最高峰の「グラミー賞」の栄誉に輝いたことは、本当に嬉しいことですね。

初のグラミー賞受賞、本当におめでとうございます!

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出典
@TheGRAMMYsセイジ・オザワ松本フェスティバル

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