クローゼットの防虫剤は洋服の量に合わせて増やすべき? エステー公式の見解は…
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- 出典
- エステー公式サイト
クローゼットの衣類を守るため、上手に活用したいのが防虫剤です。お気に入りの衣類が虫に食われてしまうのを予防できるでしょう。
とはいえ、その効果は目に見えるものではありません。「本当に効いているのかな」と不安になった経験はありませんか。エステー公式に寄せられた質問とその回答から、上手な使い方を学んでみてください。
防虫剤の使用量はクローゼットの面積で決まる
エステーに寄せられたのは、「クローゼット内で防虫剤が効いているか心配。服の量に合わせて多めに入れたほうが効果的なのか」という質問です。クローゼット内の服の量は、家庭によって異なるもの。
「衣類の量が多い」という自覚がある場合、やはり防虫剤は多めに使ったほうが安心できる気がします。
エステーによると、「防虫剤の適正使用数量はスペースの大きさで決まる」とのこと。つまり、同じ1畳のクローゼットなら、洋服が1枚でも30枚でも使用する防虫剤の量は同じとなります。
エステーでは、2021年に防虫剤に関する調査を実施。その結果として、「約75%のご家庭のクローゼットで防虫剤が正しく使用されていないことが分かった」と公開しています。防虫剤の使用量は広さによって決まるという基礎知識を身に付けて、適正量での使用を心掛けましょう。
少なすぎる場合、多すぎる場合の弊害とは
防虫剤1つで対応できるスペースの大きさは、パッケージに明記されています。エステーの「ムシューダ 1年間有効 クローゼット用」(3個/税込811円)を例に挙げると、容積800ℓに対して1つ使用します。横幅180cm前後の一般的なクローゼットには、3つ使いましょう。
スペースに対して防虫剤が少なすぎると、防虫成分が十分に行き渡りません。防虫剤を使っていたにもかかわらず、虫食いトラブルに悩まされてしまうリスクがあります。
また防虫剤は、「多ければ多いほど効果が高い」というわけではありません。多く設置したぶん、無駄になってしまいますから、適正量での使用を心掛けましょう。
また、防虫剤の数はもちろん、用途に合ったものを選ぶことも大切です。ウォークインクローゼットには専用の商品があるので、こうしたアイテムを選んでください。クローゼット内を、しっかり守れるでしょう。
クローゼットのケア方法も知っておこう
クローゼットはあまり汚れるイメージがないかもしれませんが、定期的に掃除をすることも大切です。
衣替えの時などは、クローゼット内の衣装ケースの上の埃を取ったらクローゼットから中身をすべて出し、全体に掃除機をかけます。そして除菌スプレーをかけ、しばらく開け放って換気し、乾かしましょう。
こういった定期的な掃除も、カビなどの防止に効果的です。
また、再度衣類などをいれる時には、防虫剤のほか、除湿剤も入れておくといいでしょう。お気に入りの衣類が虫に食われると、がっかりしてしまうもの。防虫剤を正しく使い、トラブルを防ぎましょう。
[文・構成/grape編集部]