最近の『ツバメの住宅事情』 巣作りできる場所が減って、こんな結果に!
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イラストレーター
piro piro piccolo
野鳥をこよなく愛するイラストレーター。バードウォッチングをしながら、さまざまな野鳥の絵を描いている。
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- 出典
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春頃になると東南アジアから日本に渡り、繁殖するツバメ。
店や民家の軒先に巣を作り、子育てをする様子は、昔からよく見られる光景でした。
そんな人間と共存してきたツバメが、近年住宅難に陥っているといいます。
『意外と知らない鳥の生活』として、イラストレーターのpiro piro piccolo(@iirotorii)さんは、ツバメの住宅事情をX(Twitter)に投稿しました。
『住宅難のツバメたち』
技術の発達で、建物の外壁は汚れない工夫が施されていることが多く、ツバメは巣作りが困難になっていました。
また、ダニなどの虫や、フンや羽根による被害もあることから、ツバメの巣作りを防ぐ対策をしている施設もあります。
従来の巣作りに適した場所を失ったツバメは、別の場所を探さざるを得ません。選んだ場所は、『騒音』が激しくとも安全なスピーカーの上でした!
ツバメの現状に、「初めて知った」という声が集まっています。
・照明の上など、なぜかツバメに人気なスポットがありますよね。
・近所のタクシー会社は、毎年ツバメ夫婦を受け入れているからすごいな。
・あ~…うちのマンションの壁も汚れがつかないコーティングがされています…。
・ツバメの巣の場所移動にそんな背景が!共存が難しくなっていくのは世知辛いですね。
・ノリノリなツバメに笑ってしまった。防犯カメラの上も人気です!
また、「自分も実際に、スピーカーの上に巣があるのを見た」という声も。
人が多く巣作りできる場所という制限の中、苦労しながら条件に当てはまるところを探している、ツバメ夫婦の苦労がうかがえます。
実害を考えると、対策を行う施設や民家に対して一方的に「巣作りを受け入れろ」ということはできませんが、子育てに励んでいるツバメを見つけたら、温かな目を向けたいですね。
[文・構成/grape編集部]