廊下に座った子供たち そこへ現れたのは…?「こんなの見たことない」
公開: 更新:


病院のセルフレジで割り込まれた義父 何も言えずにいたら…「優勝!」「マネしたい」電車やバス、ATM、スーパーマーケットのレジなどの列に並んでいる時、横から割り込みをされると、イラッとしますよね。 とはいえ、割り込んできた相手に「順番に並んでください」なんて面と向かってはいいづらいものです。悔しくても...

値引きシールが貼られた海鮮丼、よく見ると? 「これはやばい」北海道在住の咲来(@sakkurusan)さんは、千歳市にある道の駅『サーモンパーク千歳』で撮影した写真をXに投稿。北海道らしい光景に、うらやむ声が相次ぎました!
小学校では通常の授業のほかに、さまざまな学校行事が行われます。
運動会や学芸会、遠足などを楽しみにしている子供たちもいるでしょう。
廊下に座る子供たちの視線の先には?
アメリカのインディアナ州にある『ジェファーソン小学校(Jefferson Elementary School)』では、毎年春になると行われる行事があります。
それは身体を動かすものでも、学力を競うものでもありません。
行事の当日、学校の廊下に集まった生徒たちが座って、誰かが来るのを待っています。
先生は「静かに」という身振りをして、誰一人騒いでいる生徒はいません。
これは一体、何の行事なのでしょうか。正解は…こちらです。
廊下に集まった子供たちの前に現れたのは…カモの親子。
母ガモの後ろを子ガモたちがぴったりとついて歩いています。
子供たちと先生が見守る中、カモの親子は建物の外に出て行きました。
実はこの子ガモたちは『ジェファーソン小学校』で誕生したのです。
『ジェファーソン小学校』では毎年、母ガモが中庭に巣を作るのだとか。
そしてヒナがかえった後、カモの親子が安全に外へ引っ越しできるように全校生徒で見送るのが恒例なのです。
この日の見送りも大成功。親子が無事に外へ出た後、子供たちから歓声が上がりました。
『ジェファーソン小学校』がFacebookに投稿した動画には、多くの称賛の声が寄せられています。
・こんなに大勢の子供たちが礼儀正しく振る舞っているのを見たことがないよ。みんなよくやったね。
・小学生のみんなにとって、素晴らしい経験だっただろう。
・最近の子供や大人は自然と同調していない人が多いように感じます。私たちは動物を助けてあげるべきです。
『ジェファーソン小学校』の中庭には、ほかの野生動物が入れないようになっているため、カモは安全に巣作りができるそうです。
「卵を産むにはいい場所ですが、ヒナは生後8週間まで飛べないので、ドアを開けて校舎を通り抜けないと外に出られない」とのこと。
カモたちが学校の近くにある小川まで歩いて行けるように、毎年このように親子の引っ越しを手伝っているといいます。
子供たちにとって、「動物を守ることの大切さ」を学べる行事は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。
[文・構成/grape編集部]