「感謝しているね」「涙が出た」 人に助けられたキツネ 山に帰ろうとしたその時…?
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アメリカのミネソタ州の住宅地に、変わった見た目の動物が目撃されました。
その動物は全身の毛がほとんどなく、肋骨が見えるほど痩せていたといいます。
心配した住民が庭にワナを仕掛けたところ、その動物が再び現れました。
その動物は賢くて警戒心が強く、なかなかワナの中に入ってくれなかったそう。
しかし、根気よく粘った結果、ついに捕獲に成功します。
住民は動物を野生動物保護団体『ワイルドライフ・リハビリテーションセンター・オブ・ミネソタ(以下:WRC)』に連れて行きました。
その不思議な見た目の動物の正体は…皮膚病にかかったキツネ。
ダニによって感染する疥癬(かいせん)という皮膚病によって毛が抜けてしまったのです。
またしっぽを骨折していたため、先端を少し切断する必要がありました。
こうしてキツネは『WRC』で治療をしてもらった結果、見違えるように回復。43日後に山へと帰っていったのです。
山でキャリーケースから飛び出したキツネは、そのまま走り去るかと思われました。
ところが数メートル先で立ち止まって振り返り、お世話になったスタッフたちの顔を見つめたのです。
まるで「助けてくれてありがとう」と伝えているようですね。
『WRC』は投稿で「患者は私たちにお礼をいうことはできませんが、このキツネがケースから飛び出した瞬間、世話をしていた人たちを振り返った瞬間は、私たちにとって忘れられない思い出です」とつづっています。
この動画には驚きの声が上がりました。
・こんなに美しいキツネだったなんて驚いた!
・感動した。「ありがとう」というように振り返る姿を見て、涙が出たよ。
・「あれ、みんなは行かないの?」って思っているように見える。
名残惜しそうに何度も振り返っていたキツネは、自分を救ってくれた人たちと別れたくなかったのかもしれません。
野生動物がこんなふうに感謝の気持ちを示してくれるなんて、感動的ですね。
[文・構成/grape編集部]