「なるほど」「確かに大事」 浴槽に『ふた』をする理由とは
公開: 更新:
![](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2023/12/colly_3149thumb.jpg)
※写真はイメージ
![ペットボトルの写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105019_03main-768x576.jpg)
ペットボトルの空容器、水筒代わりにすると… 企業の呼びかけにゾッとする全国各地でじめじめとした暑さが続く、2024年7月現在。 暑い時期は、外に出る際にスポーツドリンクなどの冷たい飲み物を持ち歩きたくなるでしょう。 飲み物を持ち歩く際、一度中身を空けたペットボトルを、水筒代わりに使ったこと...
![洗濯機](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105222_main01-768x576.jpg)
洗濯機には使わないで メーカーの注意喚起に「勘違いしてた」日々の生活に欠かせない、洗濯機。 正しく使用し、しっかりと手入れをすれば、長く使える家電の1つでしょう。 家電メーカーの株式会社日立製作所(以下、日立)のウェブサイトでは、洗濯機の故障につながる間違った使い方について、説...
- 出典
- lidea_lion
お風呂掃除でつい見落としてしまいがちなのが、浴槽のふたです。サイズが大きく洗いにくいため、「どうやって洗えばいいのか分からない」「そもそもそんなに汚れてないんじゃない?」と感じているかもしれません。
なかには「そもそも浴槽のふたって、本当に必要?」という人も。
ライオン公式Instagramアカウント「ライオン Lideaーリディア」(lidea_lion)より、お風呂のふたを使う意味やおすすめのお手入れ方法を紹介します。
お風呂のふたの役割は主に3つ
ライオンによると、お風呂のふたには主に以下の3つの役割があるそうです。
・お風呂のお湯を冷めにくくする。
・湯気を抑えてカビを抑制する。
・汚れの拡散を防いでカビを抑制する。
ふたを使うことでお湯の温度を保ちやすくなるのは、よく知られている効果です。しかし、お風呂のふたを使う意味はそれだけではありません。
お湯から発生する水蒸気を抑えることで、壁や天井のカビ汚れを抑制できます。またお湯に溶けた皮脂汚れが、浴室中に広がるのも防いでくれるのだそう。お風呂のふたを正しく使うことで、浴室全体のお手入れを楽にできるのです。
お風呂のふたのお手入れは「洗剤」と「スポンジ」の使い方が鍵
お風呂のふたを快適に使い続けるためには、日々のお手入れが必須です。ライオンでは、汚れの種類別に以下のようなお手入れを推奨しています。
【ヌルヌル汚れ】
1.お風呂用洗剤をふたに向けてスプレーする。
2.くるくると巻きながら、スポンジでこすり洗いする。
3.シャワーで洗い流す。
【黒カビ汚れ】
1.お風呂のふたを広げて立てかける。
2.塩素系カビ取り剤を、ふた上方に横一直線に吹き付ける。
3.一定時間置いた後に洗い流す。
【黒ずみ汚れ】
1.スポンジにクリームクレンザーを付ける。
2.汚れた部分を優しくこする。
3.ていねいに洗い流す。
じゃばらの奥に入りやすいヌルヌル汚れは、ふたを巻き取りながらこすり洗いすることで、しっかり広げて洗えます。
カビ取り剤でも落としきれなかった黒ずみ汚れは、クレンザーを使えばきれいになるでしょう。傷が入らないよう、優しくこすり洗いしてください。
普段のお手入れは、シャワーで両面を洗い流すだけでOKです。お手入れ後にしっかり乾燥させることで、汚れ予防につながります。
お風呂のふたのヌメヌメ汚れやカビ汚れを放置すると、浴室内のほかの部分にまで汚れが広がってしまう可能性も。できるだけ早く対処する必要があるでしょう。
いったん気合いを入れてきれいにしたら、その後は簡単なお手入れを続けていくだけでOKです。ライオン公式情報も参考にして、ぜひお風呂のふたを正しく活用してみてください。光熱費削減効果も期待できそうです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
[文・構成/grape編集部]